2008.05.24
2008.05.22
■thanks!
会う度に仕事や人生やその他色々なことを飽きずによく話す。と言うか、よくアタシの話を聞いてくれる。実の妹にも話せないようなことも・・・。
それを言ったら、笑いながら私もそうですよ~そんなものじゃないですか~?と。そうか、そんなもんか?かえって家族じゃないほうが素直に話せるものなのかも、考えてみれば・・・。
ちょうど一回り歳下の後輩デザイナー。妹のように付き合いはじめて20数年。昔からモノゴトの価値観に近いものがある。
で、照れながらもよく撮らせてくれる。小学生の男の子のママさんだがいくつになってもハツラツとしていて若いし、美しい。ダンナが羨ましいぞ!
今日も酒も飲まず?に色々な話をした。最近の住宅事情や軽~くコイバナ?など・・・今日は仕事のことはあまり出なかった。お互いうまく行っている証拠かな?
人は誰でも話を聞いてくれるだけでも考えが整理される。別れ際にいつも「イタムラさん、またお話しましょうね!」と学生時代から変わらぬ笑顔で声をかけてくれる。
良き後輩を持ち、アタシは幸せ者だ。よく言われることだけど40、50はまだハナッタレだなあ・・・ホント。つくづくそう思う。
突然、押しかけちゃったけど今日はアリガトウ!
CANON EOS-1Ds MarkⅡ / SUMMILUX-R 80mmf1.4 / PS CS3
2008.05.19
■first shot
弱冠?二十歳の姪っ子が産んだベビー。
一応、オジイチャン格らしい。アタシは・・・少々フクザツ。
生を受けてまだわずか30日あまり。
頭皮の柔らかさや首の定まらなさなど抱くときは腫れ物扱い。
携帯カメラ世代の姪っ子。まともなfirst shotがアタシの8枚玉とはハテサテ?
しかし、去年、成人式の写真撮ってあげたのに次はベビーとはなんとも?
記憶の良い方は昨年の拙ブログに親子で出ていたのを覚えていらっしゃる方も・・・。
こういう展開はさすがについていけない年代ですねえ。アタシは。
ただ、この姪っ子とはなぜか波長が合っているのである・・・。
LEICA M8 / Summicron 35mmf2.0 1st PSにてソフト処理
2008.05.18
■まったり・・・
今日は空気が心地よい日だった。自宅で軽く仕事しながらまったりと過ごした。こんな日は本当は外へ出て彼女とお散歩なんかがいいのだろうけれど・・・。
いつも真面目なカメラ話ばかりで自分でもツマラナクなるときがある。あ~あ・・てな感じ。そうカメラだけで生きてるわけじゃな~い!
日曜日の楽しみはなんと言っても「篤姫」って、やっぱりおかしいのかな?視聴率がいいと聞いてるわりには周りに熱くなってる人が少ない。というか若干1~2名くらい・・(その人はたぶん思い当たるかも 笑)
なんと言っても音楽がいい!オープニングのタイトルバックもいい!担当ディレクターのコンセプトがなかなか良い。クリムトをビジュアルモチーフにして女の道を表現するなんぞ若いのになかなかやるわい!
こういうクリエイティブな裏話は大好き。今晩はいよいよ婚礼の日。篤姫のウェブサイトも毎回楽しみしていてだいぶ前のブログで大奥での婚礼シーンについて裏話が詳しく書かれていた。楽しみ・・・。
見ている人の中には宮崎あおいがミスキャストだ!という人もいるが篤姫の実年齢に近いんだからいいんじゃない?
何はともあれ、久しぶりに大河ドラマに夢中になっている自分に正直ちょっと引き気味だけど楽しみなんだから仕方ない。自己分析するとどうも多分に音楽に惹かれるところがある。
音楽と言えば・・・。
おそらく私を知っている人はミュージカルなんて結びつかないと思われるようなキャラだが何を隠そう大好き、かつての仕事柄、音楽と物語と舞台が同時に楽しめるミュージカルが大好き。いや大好きだった。
かつて音楽座というミュージカル集団があった。
今もあるが今のはその音楽座が復活した新しい音楽座。これも別に悪くはないがやはり昔の音楽座は良かった。20年前に下北沢の本多劇場からスタートした国産のオリジナルミュージカル集団は手作り感いっぱいのファミリーのような集団だった。
新しい音楽座には昔のままの復活を期待していたけれどしばらくは違うイメージの集団だった・・・。が、久しぶりに音楽座のホームページを観たら無性に観たくなった。リトルプリンスを再演してたんだ?
もちろん原作はサン・テグジュペリの「星の王子さま」。世界で唯一ミュージカル化を許されたのが前身の音楽座。そのときにも何度も観に行った。
久しぶりにかつての感覚で気持ちが動いてきちゃってる・・・。
Visual / from ONGAKUZA WEBSITE
2008.04.06
■至福のとき
Hektor・・・という響きと写りに魅せられ。
大好きな歴史というものをたどっていったら・・バルナックにたどり着いてしまった。
恥ずかしながらこの歳であらためて知った禁断の世界。
プリミティブ!ビューティフル!ただもうそれだけ。
デジタル全盛の今、半世紀以上前の写真機に不覚にもノックアウトされるとは・・・。
相変わらず、毎日、PCの前でデジタルフォトと格闘している自分。
身も心もデジタル過多にさすがに食傷気味のときも・・。
古臭いけれどなぜか美しく感じるバルナックの姿、ここちよい巻き上げ感とシャッター音。
そして、金属の塊そのもののボディの感触はデジタルにはない世界。
今の自分にとっては言わば正常な生理機能を保つビタミン剤?
銀座クリニックあたり?で「DⅡ」「ⅢC」の2種類のビタミンを処方してもらった。ムフフ・・。
バルナックのシャッターを切り、眺めて、触って、再びPCに向かう。
なぜか落ち着く至福のとき・・・。
どうもスミマセン・・・また、やっちゃった。(笑)この時期のフリーランスは自制心を失います。
フイルムはもう使わないと宣言してるのにねえ?作例もM8だし・・・(苦笑)
2008.02.24
■節操のなさ・・
Hasselblad SWC PORTRA 400NC モノクロ変換
最近の自分の節操のなさには自分の事ながら辟易としている。
M8の8枚玉購入記からSWCとGRDのお騒がせ比較、そして中古市でノクトンを手に入れられなかった腹いせ?に同じ名前の全然別のレンズを安いから、写りが魅惑的だから・・・なんて言い訳して手にいれたり。
節操ないのは前から分っていたけどこれほどだと自己嫌悪全開状態。ムムム~。どうちてくれようこの気持ち。
思いあたるのは仕事の納品やら確定申告やら・・この時期やることが山ほどあるのになかなか集中してかかることができないあせりからだ!
と、思い当たり、今日からしばらく更新はやめて集中するぞ!と思っても気分転換にちょっと・・・なんて出かけたりするとブログネタにいいんじゃない、コレ!なんて・・また同じことの螺旋状態。
あ~あ、PCデスクの周りには手の届く範囲にこちらに前玉を向けたカメラたちがスタンバイしてるんだから、この状態自体が落ち着いて仕事できる環境なのか?いやなければ逆に落ち着かないし・・・。何を言ってるんだ?アタシは。
こうしてブログにエントリーしている暇があったら早くやることやれっての!自分!今みたいな螺旋状態になるとお手軽なウチネコ写真が増えるなあ~やっぱり・・。
2008.02.20
■今日の出来事・・
RICOH GR DIGITAL Ⅱ with GW-1 wide conversion lens
噂の限定ノクトン、中古市初日にオープン1時間とかからず完売したそうな。
並んでいた方々の中にはノクトンの作例などでよく知られているプロの方やその他のプロの方々もいたそうな。
その後、夜にはヤフオクにもう出ているそうな。
なかなか魅力的なブツだとは思ったがオープン前から並ぶほどの根性は持ち合わせていないので・・。
それにこれ以上、35mmばかり増えてもど~すんの?と、正直、「完売」の文字を見たときはホッとしたかも。
それより初日には何度か足を運んだことがあったけれど今日の混み具合は尋常ではなかったような。
行きつけの店に挨拶だけして10分ほどで会場を出てしまった。
とても落ち着いて見れる雰囲気ではなかった・・。また後日、再出撃の予定。
その後、先日の仕事で使った40Dがかなり使えそうな手応えを感じたので2台目を。
手持ちの2台あったMark2を1台放出。対応はいつものフジヤのいつものベテラン女性スタッフ。
「Mark2を出して40Dを買う人なんていないですよ!見たことない!」と言われた。
たぶんそれがフツーの反応。でもね・・・。
キレイな3インチモニタでライブビューつきでキレの良い静かなシャッター音。
しかも画質は文句なしでMark2よりはるかに軽いカメラって一度使うと戻れないのよん。
もうフラッグシップオンリーの時代は終わったね。適材適所、軽量第一、見栄厳禁・・・って年なのか?
で、ついでに一世代前の純正ストロボ380EX1台、550EX2台を一度に放出。
2台目の430EXと580EXⅡにチェンジ。これで一気に新世代の機種に完全移行完了。
その他、バッテリーグリップ、予備バッテリー、メモリーなども同時に。
それでもたっぷりおツリがきた!ありがたやMark2。
これって実は朝の悔しさの反動?おかげでお仕事のウエポンは理想的なラインアップに!
後はお仕事に専念するのみ!なんか疲れた今日は、お疲れさん(笑)
2008.02.09
■ハッピーが一番!
ブログを通じてたまたまご縁があって直接お会いする機会が多々あります。
そのときに決まって「itamuraさんは機材をけなしませんね。だからやられちゃうんですよ!」と冗談交じりに言われます。私にとっては至極当たり前のことを言われ、不思議に思うことがあります。
自分で気に入って自前で手に入れた機材をけなすことは自分の眼力にケチをつけるに等しいこと。以前も書きましたがモノには完璧なものはありません。
長所も短所もあってのモノです。特に道具というモノはそれがあるから楽しいのであって短所ばかりをあげつらって何が楽しいのでしょう?その本意が私には理解できません。
もしも、本当にイヤでケチをつけなければ収まらないほどの道具ならば黙って手放せばいいのです。あえてわざわざ公の場でケチをつけずに・・・。
今やブログを通じてたくさんの方々がお互いのブログを見ては一喜一憂している時代です。つまりケチをつければ同じモノを持っている方は不愉快な気持ちなることは当然のことです。
この私でもそういう気持ちになることがあります。ですから・・・私は愛情を持ってダメなところを指摘することはあっても自分の眼力にケチをつけ、結果として他人のそのモノへの愛情にもケチをつけるようなことはあまり好きではありません。
もし、どうしても言いたいのなら、直接メーカーに言えばいいのです。ブログの世界で自分の意見を言うのは自由です。しかし、自分の行為が多くの方を不愉快にさせることがあることを知るべきです。
先日もあるショップの社長さんとたまたま飲む機会があって似たような話をしたところ、お互いにハッピーでいることが一番だね!と盛り上がりました。
そのショップも老若男女様々な人たちが訪れ、おそらく様々な印象を残していくのでしょう。社長が本当に嬉しそうにお互いハッピーがね!と何度もおっしゃっていたことが私のこころに残りました。
そう、趣味の世界はお互いにハッピーだからこそ楽しめる世界です。一人で楽しむことももちろん悪くはありませんが同じ思いを持つ人間同志でハッピーになることは格別のことです。
昨日もブログでお知り合いになったある方と初めてお会いしました。想像していたとおりの方で大いに盛り上がりました。本当にハッピーな時間を持つことができました。
お互いの愛機を熱い気持ちで褒めあって傍で聞いていた人たちには不思議な光景に写ったかもしれませんがそれが楽しいのです。そういう世界だと思うのです。
お互いにハッピーになる!これが私のそして私のブログの考え方です。な~んて・・・ただの物欲を誤魔化す言い訳だったりして(笑)。
2007.12.29
■見慣れた光景?
「寝たままの状態で行きますねえ」という声で部屋を出る。
天井が上から下へと流れゆく眺め、どこかのドラマで見たことのある見慣れた光景。よく見る光景だが自分自身のこととなると体が強張る。
家人と軽く挨拶をしてそれまでとは明らかに違うヒンヤリとした空気感が漂う場所へ。体だけかろうじて乗る台へ移り、手や胸にはたくさんのコードや管が繋がれる。
「イタムラさん、麻酔医の○○です。すぐに寝てしまいますからね。目が覚めたときは終わってますよ。ハ~イ、ゆっくり深呼吸してください」
ス~、ス~、と二回ほど深呼吸すると・・・肩の辺りがじわっと暖かくなってきた、と思ったら気が遠くなった。
「イタムラさ~ん、イタムラさ~ん、終わりましたよ」
大きな声で名前を呼ばれ、気が付くと腹部に若干の痛みと違和感。意識はモウロウ。移動していることだけは分ったがどこへ行くのかは分らない。ナースステーションらしき場所の慌しい音で再び目が覚めた。
気が付くと口には酸素マスク、右手は血圧計、左手は点滴、胸にはたくさんのコード類、そしてオシッコのための管・・・まったく身動きが取れない状態。
痛みもほとんどなく簡単な手術と聞いていたがさすがにその晩は患部の痛みと寝返りが出来ない辛さで閉口した。
2年程前から悩み続けた胆石の発作。たかが胆石と言うなかれ、その痛みは経験したものにしか分らないほど尋常じゃない。幾度と無く発作に見舞われその都度痛み止めで切り抜けてきた。が・・・
さすがにこの秋の超多忙な毎日と繰り返す発作についに胆のうを取ることに・・今は内視鏡を使った腹腔鏡手術が主流で入院も1週間くらいで済むらしい。ただ・・・
「予定では腹腔鏡手術ですが、手術中に数パーセントの確率で開腹手術に切り替える場合もありますので、そのときは現場復帰まで最低2~3週間はかかりますから」と主治医から・・・。
最悪の場合、つまり開腹手術を考えるとフリーの身としては年末年始のこの時期しかまとまって休めないわけで・・・ということでさすがの私も年貢を納め、仕事をいち早く終わらせて入院生活に。
結局、腹腔鏡手術が成功し、先日無事に退院してきました。今や胆のう摘出なんて盲腸取るのとそう変わらないらしいのですが、やはり手術台に乗って全身麻酔でメスが入るのは心中穏やかではなかったですねえ。
それにしても腹部に穴を3箇所、厳密に言えばドレン用も含め4箇所開けただけで胆のうが摘出できてしまう現代の医療技術には驚き。貴重な経験をしました。
こういう経験をすると、普段は気にもしない「健康であること」のありがたみを痛いほど感じます。体が資本というのは誰にも言えること。みなさんも気をつけましょう。ってアタシに言われたくないか。
ということでここのところ音信不通状態でしたが、無事復帰しましたのでまたお付き合いくださいまし・・・この年の瀬に変なご挨拶ですが・・・(笑)
2007.10.09
■ちょっと感動・・・
EPSON R-D1 with M-ROKKOR 40mm F2 @SUZUKA2005
F-1グランプリ今期最終戦、ブラジルGPで中嶋一貴がウィリアムズのシートに!
日本人初のフルタイムF-1ドライバー・中嶋悟が初めて涙のスターティンググリッドについたのが奇しくも1987年F-1GP開幕戦ブラジルGP!
そのときのことは今でも脳裏に焼きついている。マシンはロータスホンダ、チームメイトはあのアイルトン・セナ!
興味の無い人にとってはなんということではないが・・ちょっと感動しちゃった。運命というのはこういうことを演出するのか?と。親子でF-1ドライバーになることすらほとんど夢のようなこと。
それが最終戦でしかもスポットとはいえ父と同じ地でデビューとは・・・ウルウル・・・。まあ細かいことを言えばサーキットはジャカレパグアじゃなくてインテルラゴス?じゃん!だけどね(笑)。
ここのところのホンダの体たらくとルーキーがチャンピオンになってしまうかもしれないF-1になりさがり、見てはいるが見ていないような状態が続いていたから・・(苦笑)。
今度のブラジルGP、中嶋一貴は哀しいかなHONDAではなくTOYOTA?だけど応援してあげよう。楽しみだ!
より以前の記事一覧
- ■引いてしまう・・・ 2007.09.21
- ■警鐘 2007.08.15
- ■ツライチ・・・ 2007.05.26
- ■愛しいモノだから・・・ 2007.05.16
- ■魂はディティールに宿る 2007.05.13
- ■タカラヅカ・・・ 2007.03.03
- ■ちょっと気になったCM・・・ 2007.02.09
- ■ミニ同窓会 2007.02.03
- ■優しい時間 2007.01.27
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