■タンバールのお作法
本日はタブレットで有名なワコムの新設されたコミュニケーションスペースの撮影に新宿へ。
とある高層ビル21階からの望めはそれは素晴らしく、短い撮影待ちの間、眼下に広がる光景に思わず・・・斜光を浴びた新宿の街をこのレンズで撮ると幻想的なジオラマのよう。
アオリ効果っぽくも見えるし、面白いレンズです。滲みの度合いを意図的にコントロールできるレンズってやはり摩訶不思議なレンズです。タンバールという響きもなんか、ね。怪しい感じもするし・・・
ところで・・・
タンバールの絵ですが素の絵もいいのですが大昔のレンズですから、若干イエロー被りがあります。それを少しだけ除き、WBを整え、明るさをコントロールし、最後にほんの少しシャープネスをかけています。
そうするとスッキリとした色合い、淡い滲みとともにレンズ本来のシャープネスが浮かび上がってきます。今のところこのお作法がお気に入りです。
撮影方法、現像時のお作法次第で絵が劇的に変わるレンズですねえ。
LEICA M8 / THAMBAR 90mm f2.2
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Comments
吹き荒れてますね~Thambar旋風(笑)。
itaさんの文章を読んでいるとなるほどなーと納得。
この一連のエントリーにふれた人たちの3割(爆)は、Thambar探しに奔走していますね!!
Posted by: 穂夏 | 2008.10.14 20:07
>穂夏さん
こいつは一筋縄ではいかないね~。でも久しぶりに楽しいし、燃えるレンズだね。何を納得?ホゲチャンのほうが先輩でしょ?タンバールは。
タンバール探し?いや~またいつものべた褒めが始まった!程度にしか写ってないっしょ。(笑)
Posted by: itamura | 2008.10.14 22:32