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2008.06.27

■ヴァルカナイト

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最近、M8の周辺では色々と動きがありますね。ロゴ入れや、なんだかなあ?のパンダブラックペントやら・・・。

ただ、ひとつだけこれはいいかも?とすぐに依頼に出したのがこのヴァルカナイト革への交換。今月中旬からサービス(ライカジャパンでは修理扱いだそうな?)が始まったので早速、いつもの上野経由で依頼。

以前からM8の革は滑りやすいのは周知のこと。巻き上げレバーがないM8は特に危なっかしい。ちょっと大げさでデザインがイマイチのグリップも使ってはみたがなんとなくしっくりこなかった。

ヴァルカナイトはなんと言ってもM3以来の定番スタイル。最初からこの革で良かったのに。と思うほどデザインもグリップも良くなった。

革交換に2週間と言われていたが意外と早く仕上がってきた。出来上がってきた革をよくよく見るとM3というよりもMP6やMP3系のフィーリングに近い。

個人的にはブラックボディにはよく似合う気がする。他のサービスでは3ヶ月!を要するドイツ送りのロゴ入れもあるがそれだけでそんなに待てないのでこれはスルー。

まあ、ライカのことだから、ブラックペイントでロゴが入ってヴァルカナイトM8!なんていうのもそのうち出てきそうな予感。何はともあれ、記念ノクチといい、昨今のライカは相も変わらず?の全開状態ですね。

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2008.06.13

■f1.0 Dream

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NOCTILUX生産終了。今回はどうも真実のようですね。ただ、このままでは終わらないような気もしますが・・・。

だって~このレンズ、いまだに非球面も使わずなおかつ、非常に高価と言われるガラスを使って生産されていたらしいのですから終了は時間の問題でしたからね。

30年前ならいざ知らず現代のレンズ製造技術、つまりエコガラスと非球面を使って同じような性能を出すなんていうのは国内メーカーでは近いことはすでにやっていることですから。

そういう方向でリメイクというのは十分考えられますね。ただし、昨今のライカ非球面レンズを見ているとノクチのある種のエグい描写はキレイになくなりそうですが。

たとえば、M8を使ったらすでにキレイすぎる写りですから、逆にM8でエグくなるような新生ノクチなんてのはど~でしょうね。ライカさん?フイルムではどうなるか責任持てませんが・・・(笑)

まあ、それは限りなく100%に近いくらいないでしょうね。今までの他のレンズの歩みを振り返れば、当たり前ですが高性能追求路線ですから。つまり昔ながらのエグいノクチはもう生まれないということですね。

ライカレンズにはよく言われることですけど・・・昔のレンズは味があった。ってなことになるのかな?ノクチも。

とにかく、f1.0という理論上、ヒトの目と同じ明るさのレンズ。唯一無二のレンズでした。夢を見させてくれたレンズです。ありがとう。そしてこれからもよろしく・・・。

LEICA M8 / NOCTILUX-M 50mmf1.0

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2008.06.05

■意外・・・

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東京ビッグサイトには仕事で年間数え切れないほど行っている。今日のエキジビションは国際消防展。オープニングセレモニーになぜか都民を代表?してタレント?キャスター?の小林麻央さんが来ていた。

失礼かもしれないが・・・どうせ、と少々バカにしていた。が、なかなかどうして立派なスピーチだった。他のVIPの方々が霞んで見えてしまった。

原稿を持たず、どこぞの女子アナのように噛んだりせず、臆せずよどみなくしかし、落ち着いて品良くお話をされていた。内容もなかなか良かった。意外だった・・・

話し方にはちょっとクセがあるが、まだ若いのに感心した。ファンになってしまった。今、深夜のニュース番組ZEROを見ながら今朝の彼女の凛とした姿を思い出している。

ところで今日のお仕事は2台の40D。

フットワークが必要な仕事は40Dがメインになっている。使えば使うほどその優秀さに惚れ直している。とにかくレスポンスがいいし、ボディバランスがいい。ファインダーも今までのEOSとは一味違ってストレスを感じさせない。

1系を持ち出すのは限られた仕事になり、すみ分けがハッキリしてきた。価格が底値状態の40Dだが安かろうではない!歴代APS系のEOSの中でダントツの完成度だと思う。とにかく使っていて気持ちのいいカメラだ。

CANON EOS-40D / EF-S 17-85mm f4-5.6 IS

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2008.06.03

■The felt one

0603_1

colors@door
SIGMA DP1


0603_2

colors@tower
SIGMA DP1


0603_3_2

colors@pillar
SIGMA DP1

このカメラを持つと、感じるもの、見たいものが少し違ってきます。

スローテンポもここちよいときがあります。人は日々変わりますね・・・。

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2008.06.02

■恒例の中古フェアでしたが・・・

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今回だけは仕事で行けそうもないな。と思っていた渋谷の中古カメラフェアへ。たまたまちょっとだけでしたが時間が空き、以前から探していたブツ、ブラックのSLOOZ(12007?)を探しに。

ほんの30分程度でしたがいいブツと驚きの出会いが・・・このエントリーを書きながらも、しかし、こんなこともあるのだなあ・・・と。

今日は平日の夕方だったので比較的空いていました。いつもの上野のお店の方々に軽く挨拶をして会場を一回り。お目当てのものは美品が3個ほどありましたがやはりかなりお高め。

で、今回もいつもと同じように入り口に陣取っているトーホーカメラで比較的安めのブツがありました。考えてみれば渋谷ではいつもトーホーさんに引っかかっている・・・。

ここはほかと比べてやっぱりお安めだと思いますね~。さらにいいブツを手にしてご機嫌で支払いをしていると、隣に球面ズミ35(たぶん?)つきのブラックのM5を持った大柄なお方が・・・。

なんとはなしにそちらのほうを向くと、ん?どこかで拝見したことのあるお顔・・・まさか・・・横顔を見ながら通り過ぎてもう一度お顔を拝見すると、さっ、西郷吉之助?!いやっ失礼、俳優の小澤征悦さん!?

先日のエントリーでも書きましたが今、「篤姫」に夢中、もちろん昨夜の放送もしっかりと見ました。それで今日ここでまさか実物の西郷さん、いや小澤さんにお目にかかれるとは!

思い切って「小澤さんですね?」とお声をかけると「ハイ」と。なんでもトーホーカメラは常連さんだそうで「トーホーカメラをヨロシク!」と。いつもアタシが人様に言っているようなフレーズを(笑)

二言三言の会話でしたがちょっと舞い上がってしまいました。TV画面で拝見するよりもスリムでキリッとしていて独特のオーラが出ていてやはり素敵な方でした。

私はまったく知りませんでしたが小澤さんもライカ使いだったんですね。ブラックのM5と小澤さんはベストマッチでした。もう少しお話がしたかったなあ~。

いい歳をしてちょっと興奮ぎみで30分ほどでしたが早々に会場を後にしました。こういうこともあるんですね~。いつもは誰かしらのお仲間と出会うのですが今日は珍しく会わなかったし・・・。

肝心のブラックのSLOOZは曇りもほとんどなく外観も新品同様、箱付で他店と比べてもかなり安めでいい買い物でした。実際に使うにはプラ製でもいいいのですが、やはりデザインがね・・・。

今更感もありますが・・・M8+SA21とSLOOZは最後のピースがハマった感じでクラッときますねえ。でも、今日はやっぱり西郷吉之助ですかね~。

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