2008.05.27
2008.05.25
2008.05.24
2008.05.22
■thanks!
会う度に仕事や人生やその他色々なことを飽きずによく話す。と言うか、よくアタシの話を聞いてくれる。実の妹にも話せないようなことも・・・。
それを言ったら、笑いながら私もそうですよ~そんなものじゃないですか~?と。そうか、そんなもんか?かえって家族じゃないほうが素直に話せるものなのかも、考えてみれば・・・。
ちょうど一回り歳下の後輩デザイナー。妹のように付き合いはじめて20数年。昔からモノゴトの価値観に近いものがある。
で、照れながらもよく撮らせてくれる。小学生の男の子のママさんだがいくつになってもハツラツとしていて若いし、美しい。ダンナが羨ましいぞ!
今日も酒も飲まず?に色々な話をした。最近の住宅事情や軽~くコイバナ?など・・・今日は仕事のことはあまり出なかった。お互いうまく行っている証拠かな?
人は誰でも話を聞いてくれるだけでも考えが整理される。別れ際にいつも「イタムラさん、またお話しましょうね!」と学生時代から変わらぬ笑顔で声をかけてくれる。
良き後輩を持ち、アタシは幸せ者だ。よく言われることだけど40、50はまだハナッタレだなあ・・・ホント。つくづくそう思う。
突然、押しかけちゃったけど今日はアリガトウ!
CANON EOS-1Ds MarkⅡ / SUMMILUX-R 80mmf1.4 / PS CS3
2008.05.21
2008.05.19
■first shot
弱冠?二十歳の姪っ子が産んだベビー。
一応、オジイチャン格らしい。アタシは・・・少々フクザツ。
生を受けてまだわずか30日あまり。
頭皮の柔らかさや首の定まらなさなど抱くときは腫れ物扱い。
携帯カメラ世代の姪っ子。まともなfirst shotがアタシの8枚玉とはハテサテ?
しかし、去年、成人式の写真撮ってあげたのに次はベビーとはなんとも?
記憶の良い方は昨年の拙ブログに親子で出ていたのを覚えていらっしゃる方も・・・。
こういう展開はさすがについていけない年代ですねえ。アタシは。
ただ、この姪っ子とはなぜか波長が合っているのである・・・。
LEICA M8 / Summicron 35mmf2.0 1st PSにてソフト処理
2008.05.18
■まったり・・・
今日は空気が心地よい日だった。自宅で軽く仕事しながらまったりと過ごした。こんな日は本当は外へ出て彼女とお散歩なんかがいいのだろうけれど・・・。
いつも真面目なカメラ話ばかりで自分でもツマラナクなるときがある。あ~あ・・てな感じ。そうカメラだけで生きてるわけじゃな~い!
日曜日の楽しみはなんと言っても「篤姫」って、やっぱりおかしいのかな?視聴率がいいと聞いてるわりには周りに熱くなってる人が少ない。というか若干1~2名くらい・・(その人はたぶん思い当たるかも 笑)
なんと言っても音楽がいい!オープニングのタイトルバックもいい!担当ディレクターのコンセプトがなかなか良い。クリムトをビジュアルモチーフにして女の道を表現するなんぞ若いのになかなかやるわい!
こういうクリエイティブな裏話は大好き。今晩はいよいよ婚礼の日。篤姫のウェブサイトも毎回楽しみしていてだいぶ前のブログで大奥での婚礼シーンについて裏話が詳しく書かれていた。楽しみ・・・。
見ている人の中には宮崎あおいがミスキャストだ!という人もいるが篤姫の実年齢に近いんだからいいんじゃない?
何はともあれ、久しぶりに大河ドラマに夢中になっている自分に正直ちょっと引き気味だけど楽しみなんだから仕方ない。自己分析するとどうも多分に音楽に惹かれるところがある。
音楽と言えば・・・。
おそらく私を知っている人はミュージカルなんて結びつかないと思われるようなキャラだが何を隠そう大好き、かつての仕事柄、音楽と物語と舞台が同時に楽しめるミュージカルが大好き。いや大好きだった。
かつて音楽座というミュージカル集団があった。
今もあるが今のはその音楽座が復活した新しい音楽座。これも別に悪くはないがやはり昔の音楽座は良かった。20年前に下北沢の本多劇場からスタートした国産のオリジナルミュージカル集団は手作り感いっぱいのファミリーのような集団だった。
新しい音楽座には昔のままの復活を期待していたけれどしばらくは違うイメージの集団だった・・・。が、久しぶりに音楽座のホームページを観たら無性に観たくなった。リトルプリンスを再演してたんだ?
もちろん原作はサン・テグジュペリの「星の王子さま」。世界で唯一ミュージカル化を許されたのが前身の音楽座。そのときにも何度も観に行った。
久しぶりにかつての感覚で気持ちが動いてきちゃってる・・・。
Visual / from ONGAKUZA WEBSITE
■Old EOS
お隣の老夫婦がいつも丹精込めている季節の花。たまに撮らせていただいてます。仕事の行き帰りなどにいつも気持ちを和ませてくれます。ありがたいものです。
今日も仕事の合間にちょっと外出したときに綺麗に咲いていたのでちょいと・・・。
そのときも最近出動率が高いこのカメラで。
ほぼ3年間、毎日のようにお仕事で生活を支えてくれたカメラ。様々な現場で常に期待以上の答えを出してくれたプロフェッショナルカメラ。
普段使い、と言ったら語弊がありますが、MarkⅢ投入で第一線の現役から退いたスーパーサブを最近は日常的に使ってあげたいという思いがふつふつと。
大きいし、重いし、シャッター音は派手だし、街中へ持ち出すには勇気が要りますが、でもそんなことをも超えられるほどよく出来たカメラです。
MarkⅢがメインとなった今でも十分に通用するポテンシャルを秘めています。仕事中には気がつかなかった良さを改めて実感しています。
デジタルカメラとして程好いバランスの画素数とレスポンス、EOS-1系のカメラとしての完成度とキヤノンフルサイズの熟成されたデジタル技術。
軽薄短小を求める現代にこれよりも重くて頑強なデジタルカメラはもう出ないだろうと思わせるほどのヘビーデューティさ。ライブビューを持たない最後の一眼レフの姿でしょう。おそらく・・・。
2インチの小さなモニタはあまり当てにできず、簡単な構図確認程度の役割。大型モニタが当たり前になった今となってはなぜかフイルムカメラにも通じる感覚が新鮮だったりします。面白いものです。
世の志向に対してあえて正反対のカメラもオツなものです。次期5Dも気になりますが、このカメラだけは手元に残しておきたいと思う・・私にとっては珍しいカメラです。
今更ですがこのカメラの良さを再認識しています。素晴らしきOld EOSです。
CANON EOS-1Ds MarkⅡ / Distagon T*21mmf2.8
2008.05.17
■Tessar T*45mmf2.8 100 Jahre
神楽坂はもともと勤めていた会社が近いので昔から身近な街。けれども考えてみればあまり意識して訪れたことがない。先日、久しぶりにお仲間との集まりがあって集まる前にこれまた珍しく2時間ほどポッカリ時間が空いた。
超ヘビー級ボディと超ミニマム級レンズのコンビで神楽坂界隈を散策。奥まった小さな前玉はフードも必要ない。身軽な組み合わせと言うと強がりに聞こえるかもしれないがホントに軽快に散策を楽しめた。
このレンズ、安いし、薄いし、軽いし・・・だから軽く扱われがち。ところが、Tessarというのは後にこれをお手本にしたレンズが数多く産まれたほどの銘レンズ。
ライカ定番のElmarも実はTessarのコピーというのは知る人ぞ知るお話。前身のElmaxを進化させTessarに敬意を表してarをとってElmarになったそうな。
今はAPSサイズばかりでしか重宝されないのがなんとも気の毒。フルサイズでは玄人好みのさすがの描写。このボディとの組み合わせもかえって安定して心地よい。
100 Jahreは当然だが現行Elmarにも通じる写り・・と言ったら、Tessar生みの親、ルドルフ博士に怒られるかな?よく言われる「キャップ代わり」というのはなんとも失礼なこと。反省することしきり。本来の画角でもっと光を通してあげなければ・・・。
CANON EOS-1Ds MarkⅡ / Tessar T*45mmf2.8 100 Jahre
2008.05.10
■風が心地よかった・・
先日、港北で撮影があったのでちょっと遠回りして横浜に。横浜という場所が好きで特に大桟橋にはいつも寄ってしまいます。
大昔・・灯台を追ってあちこち走り回っていたときがありました。横浜にも目立たないけれど可愛い赤灯台があってそいつに会いに何度も足を運んでいました。
そのときは大桟橋などなく、いいショットを求めて横浜港の周りを何周もした記憶があります。一度などは民間の工場内に立ち入ってしまい、守衛さんに追いかけられたこともありました。
大桟橋はついこの間来たときには芝生もまだ青さはありませんでしたが今はもう青々としてその土臭い香りと海風が心地よかったですねえ。大型客船は居ませんでしたが何もいない静寂の中の大桟橋も悪くないもんです。
小一時間ほどでしたがリフレッシュして夜の港北へ向かえました。
ところでここのところ一眼でも超コンパクトなモデルが脚光を浴びていますね。とても魅力的なモデルばかりですがこの手のレンズではさすがにバランスが悪い。
勝手なもので仕事ついでに寄ったのでモードもそれなりなので、そういうときは重さや大きさは気にならないもんですね。
小さく・軽くもいいですが、重くてがっちりとしたボディ、大きいファインダー、切れの良いシャッター、瞬間を捉えるレスポンスなんぞはさすがに絶品です。
こいつは仕事オンリーになってしまっていますがプライベートでも思い切り使いたいといつも思うのですがなかなか持ち出せませんねえ。根性無しなんで・・・。
CANON EOS-1Ds MarkⅢ / Planar T*85mmf1.2 60years
2008.05.03
■ゆらぎ・・・
「このガラスのゆらぎが良くないですか?」
「ゆらぎ・・ですか?」
「この建物の改修を担当した建築家の方が言うのですよ」
「ガラスって建設当時のものですよね」
「ええ、そうです。大正時代に作られたガラスです。今の製品に比べれば透過率も均一性も良くないのですが、それがかえっていい味が出ていると思いませんか?」
「なるほど、面白いですね。でも分るような気がします」
「本当は全部この時代のガラスを使って改修したかったのですが、さすがにそれは無理で内部の一部分だけ。でもこのガラス越しのゆらぎ方がなんとも言えません」
先日、岩手の奥州市に誕生したとある施設の撮影に伺ったときに市の担当の方から聞いたお話。どの世界も同じようなことがあるものだ・・・。
その施設の建築物は1921年生まれ。仕事で行くことが決まったとき、やはりこのレンズかな?と。もちろんお仕事撮影は優秀な?Lレンズ。
少し時間が取れそうな感じだったので同時代を生きた同じ「ゆらぎ」を感じながら・・・北の地に生まれ変わった素敵な空間でしばし良き時間を持てました。
しばらくお休みしていました。多忙やその他、ブログに向かう気がしなかったので・・・でも先日、ちょうどメンテナンスから戻ってきた絶妙な8枚玉に触れているうちに徐々に気持ちが向いてきました。らしいかな?
またマイペースでボチボチと・・・
LEICA M8 / Hektor 5cm f2.5 & Hektor 7.3cm f1.9
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