■Hektor 7.3cm f1.9
昨日は毎年恒例の新宿御苑でのお仕事。屋外でごくフツーの記録写真はカット数も多いし、園内を何周もするので40D+標準ズームの軽量セット。
毎年、楽しみなのはお仕事セット以外に持っていく息抜き用の機材。昨日はこのバルナック時代のユルユルレンズ。その写りはお仕事を忘れてしまうほど・・・。
前日からの雨も午前中で上がり、ちょうど陽も差してきて絶好の?ヘクトール日和。御苑は様々な種類の桜もまだまだ見頃。滲みとホワホワと。でも芯はしっかりとしたライカオールドレンズの味を満喫。
オリジナル画像は若干イエローが被る傾向があるけれどそれをキレイに調整してあげると気持ちの良い絵画調に。
これも毎年の役得で申し訳ないのですが一般の人が一人もいなくなった閉園後の僅かな時間。夕暮れ時の御苑の光景とヘクトールは柔らかな風景画のよう。
こういう描写をするレンズはやはり人類の財産。今、作ろうとしても無理ですねえ。おそらく・・・。
こういう写りが心底素晴らしい!と感じるのはコチラ側の変化?歳のせい?モノクロ時代のレンズにも関わらずカラーでもとても好ましい絵。
御苑を出て夜はお約束があったので繁華街へ。いつものドライバーズシートから賑やかな靖国通りをパチリ・・・ここでもらしさ?全開の絵にニンマリ。
お仲間でヘクトールの諸先輩方のお写真にはもちろん強く背中を押されたのは言うまでもないのですが・・・この玉は当たりなのでしょうか?それともフツーのハズレ?なのでしょうか?
と・・・伺いたくなるほどの魅惑的な玉ですね。(笑)
LEICA M8 / Hektor 7.3cm f1.9
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