■エルマリートの響き

LEICA M8 with ELMARIT 28mmf2.8 2nd

エルマリート。その響きはライカレンズの中でも格別の響きがある。中でも代名詞と言える28mmは全部で5世代、40年以上に及ぶ歴史には重みを感じる。

実は今までこのエルマリート28mmには縁がなく、28mmはほとんど国産レンズを愛用してきた。別に拒絶してきたわけではないが縁が無かっただけ。というかなかなか手が出なかったのが本音かな。

国産28mmの名レンズと呼ばれるものはほとんど使ってきた。どのレンズもそれぞれ写りは素晴らしいものがあったが、エルマリートを知るとやはり積み重ねた時の重みというものが違うように感じる。

目には見えないが感じるという言い方しか表現のしようがない。モノには目には見えない何かがあると思う。決してライカだから、エルマリートだからということではなく・・・いや少しはあるかもしれないが・・・。

このエルマリートだったら・・とモノを見る目も変わることがある。レンズを使いこなすというのはその何かを感じ取れるかどうかじゃないかな・・なんて、まだ使いこなしていないのに・・・。

この2ndはエルマリートの中でもどちらかと言うと渋いセレクトだったように思う。これがまたまたエルマリートという個別沼の入り口だったりして・・・（笑）。