■Summicron Age

LEICA M8 with SUMMICRON-M 50mmf2.0 50 Jahre

ライカを初めて手に入れたときにオマケみたいに付いてきたレンズがズミクロン50mm。

そのときはズミクロンのなんたるかも分からず、やっぱりライカはM3、レンズはズミクロンだ。ぐらいの感覚だった。ズミクロンと言えば何を今更！と言われそうだが開放値がf2のレンズ。

LEICA M8 with SUMMICRON-M 50mmf2.0 50 Jahre

f2というｆ値は実は深～いものがあるのだなあ。と感じた。少しは成長したのかもしれない。開放での写りがなんとも言えない。

50に始まって50に終わる。みたいなことを言えばライカというのはもしかしたらズミクロンに始まってズミクロンに終わる。なんて言えるのかもしれない。

特に50mmのズミクロンはその象徴なのかもしれない。考えてみたら最初のリジッドのズミクロン50mm以来、久しぶりのズミクロン50mm。

LEICA M8 with SUMMICRON-M 50mmf2.0 50 Jahre

ピントの合ったところとボケている部分の感覚がなんとも深い味わいがある。年齢を経て初めて分る味。ライカレンズがなぜこうも人を魅了するのか。

老若男女、それぞれが感じる味わいがあるからなんだろうな・・・。

このレンズは姿形は初代リジッド、中身は現行。こういうのは嫌いじゃない。ミーハーとか言われそうだけど・・・（苦笑）。