■Driving snap !
いつも傍らにカメラがある。手の中で転がしながら徐々に馴染んでくるのが好きだ。
イメージトレーニングに近いかな・・・。とにかく昔から新しく仲間になったカメラや気に入ったカメラは手の感触と頭の思考が馴染んでくるまで触りまくる。
いざというときに手の感覚が思考とストレートにつながり、思ったように扱えるようになる。
先日仲間入りしたスーパーアンギュロンは図らずもM8をオールマニュアル操作のカメラにしてくれた。これがなかなか刺激的。デジタルカメラのため思い切って露出を決め打ちできる。
違っていても一向に構わない。アンダーでもハイキーでもどちらでもいい。この光はこのくらいかな?という感覚が実にいい。
それでも結構当たっているもんだ。カメラ任せもいいが光と向き合って感覚をフル回転させることもたまにはいい。デジタルのおかげで躊躇なくシャッターが切れる。
フイルムは結果が分らない緊張感がいいとよく言われるが、デジタルでフルマニュアルの潔さも悪くない。
今日も傍らにM8を置き、Driving snap? 構図まで感覚というのはやり過ぎかな?・・・(笑)
All photo / LEICA M8 with SUPER-ANGULON 21mmf3.4
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Comments
デジタルカメラで撮り始めて最初に感じたのは、フィルムよりも歩留まりが悪いな、ということでした。
要するに、いくらでも取り直しが可能、という考えが根本にあって、あまり考えずに撮りまくっていたからなのですが、家に帰ってからその成果に凹むよりは、デジタルでもフィルムと同じように決め打ちして、それがバッチリ当たったときの充実感は、銀塩と同じだなあと、最近つくづく思いました。
Posted by: 襟井hide | 2007.03.09 12:23
今日は久しぶりに家の近くの公園に昼休みに行ってきました。R-D1を凄く久しぶりにいじりましたが、なんかしっくりと来なかったなー。リズムが・・。撮っては確認して消してと、なんだか撮ってる実感が・・・。digitalになっても液晶をみないようにしようと思いました。digitalでも撮った後の楽しみを味わえる様に、今から習慣にしておきたいと思います。あとどれくらいの時間が掛かるのかは分りませんが、流れは着々とM8へ・・
Posted by: farfarsideK | 2007.03.09 16:58
>襟井hideさん
フイルムもデジタルも念じれば同じ・・・(笑)ということですね。カメラに任せっきりよりも自分の感性で光を読むということが写真撮影本来の姿なのでしょうね。カメラ側の問題ではなく自分自身の問題だと常々感じております。フイルムだからデジタルだからと変な使い分けをしているのは撮影者側の問題・・・ですね。
>farfarsideKさん
R-D1を使っているときはほとんどの場合、いちいち液晶は見ませんでした。見ても見なくても結果に大差はありませんでしたね。デジタルだからといって軽く扱っている人を見るとなんだかな~と感じます。
M8は今回のファームアップをしてみて感じるのは進化し続けるM型ライカだなあ・・・と。やはりいいですよ。
Posted by: itamura | 2007.03.10 02:41