◇ 毎年の年賀状・・・
OLYMPUS OM-D / LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH.
毎年、年末の頭痛の種が年賀状です。もうだいぶ前から現在の年賀状のあり方に大いに疑問を感じていました。それでも気が弱い性格の自分としては思い切って止めることも出来ず、今年も遅ればせながら本日投函しました。
毎年、年末ギリギリまで仕事が詰まっているフリーランスの身としては20日や25日に投函など出来るわけが無く、クリスマスが過ぎる頃から何も準備が出来ていない自分に自己嫌悪の思いがふつふつと頭をもたげ、何か悪いことでもしている精神状態になります。
また、他人さまの年賀状の印刷等を依頼されることもあったりして自分の年賀状を差し置いて他人さまの年賀状のお手伝いをしていることも自己嫌悪に拍車をかけます。
さらに仕事柄、中途半端なモノも出せず、年末はこの精神状態のスパイラルに陥るパターンが常です。まったく因果な商売と性格です。
さらに年明けに他人さまの年賀状を受け取るとき、疑問と怒りは頂点に達します。オモテもウラも味気ない出来あいの印刷オンリーの年賀状です。そこへペラっとしたシールで印刷された宛名などもう破り捨てたくなります。
気持ちもこもっていないオモテもウラも印刷オンリーの年賀状を日本郵便の言いなりで期日までに出して元旦に着いても何に意味があるのでしょう?
少なくとも何かしらのデザインがされ、インクジェットなどで印刷された手作りの年賀状ならばまだ許せます。さらに手書きのコメントなどあれば現代では満点の年賀状なんでしょう。きっと。
自分はもちろん写真中心でデザインを考え、拙筆、拙文でも宛名書きは手書きで書いています。故に時間もかかりますし、手間もかかります。しかしこれでも最低ラインの年賀状だと考えています。
しかし、現状の年賀状事情なら一斉に止めても何も失礼に当たらないし、もうそろそろ何とかしません?というのが長年の本音なんですが、おかしいですかね?
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