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2011.12.24

◇ 下街のツリー

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FINEPIX X100

スカイツリーが23日・24日限定でクリスマスライトアップされていると知り、たまたま近くまで行く所用があったのでちょっとだけ拝んできました。

まだ半分程の点灯量らしく、少々地味な印象でしたがクリスマスのイベントとしてはなかなかロマンチックなライトアップでした。

スカイツリーの写真は様々な場所から撮られていてたくさんの写真がウェブ上で見られますが私はなぜか下街の中に立つスカイツリーが好きです。

どちらかと言うと無機質なデザインのツリーと生活感のある下街の風情とが同居する姿に妙に惹かれます。

今日はM9とX100を持って出たのですがこういう手持ちの夜間撮影の場合、X100は素晴らしいパフォーマンスを見せます。

明るく写りたがるクセをコントロールできれば狙ったイメージに近いカットが撮れます。X10と比べてもX100は流石に役者が一枚上です。久しぶりに使いましたがやはり良いカメラです。

願わくばこのままのスタイルで50mmだったら・・・と思うことしきりです。


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2011.12.23

◇ NOCTILUX @ GINZA

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LEICA M9 / NOCTILUX 50mm f1.0

昨夜、恒例になったヤマハ銀座のウィンドウディスプレイの撮影へ行ってきました。毎回予算が厳しい中、デザイナーとディレクターの苦心の作品を限られた条件と時間の中、納めてきました。

普段は夜遅くなると銀座でもヤマハのあたりは人通りは途絶えがちなのですが、昨夜はクリスマスと連休前の夜だった為、人通りとタクシーの列は途絶えることは有りませんでした。

数日前から何ヶ月ぶりかでM9を持ち歩くようになりました。しばらくMデジタルとは遠ざかっていましたが長年使っているこの組み合わせは一番しっくりきます。


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LEICA M9 / NOCTILUX 50mm f1.0

撮影に立ち会ってくれたディレクターとデザイナーを合間にちょっとスナップしました。その場で二人に見せると驚きの声が上がりました。f1.0の世界は普通の人には無縁ですから当然かもしれません。

僅かな光の中でのノクチの写りも好きですが、夜の銀座の煌びやかな光の中、とろけるような独特なボケはその名の通り夜のレンズ・ノクチならではの世界です。

私のノクチはE60フック付きのフードタイプですが、昨日写真仲間の集まりでf1.0初期型のE58タイプを拝見して同じノクチでも雰囲気の違いにちょっと惹かれました。

ライカレンズ特有の年代別のタイプ違いと「写りの個体差」という魔力にまたノクチ熱が再燃しそうでちょっと怖いですね。


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2011.12.06

◇ EOS-1DsMark3

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iPhone 4S

EOS-1DsMark3がパートナーとなって今日12月6日で丸4年になりました。4年間、ノートラブルでよく働いてくれました。今日もモーターショーの現場で良い仕事をしてくれました。

デジタルカメラは新しいモデルの方がよりメリットがあります。故に1Ds、1DsMark2、そしてこの1DsMark3と常に発売と同時に購入してきました。

特にフラッグシップ機はメーカーが技術の粋を集めて新たな機能を詰め込んでリリースします。その新たな機能が仕事でのクリエイティビティをインスパイアし、より高い次元の表現が可能になります。今までは常にそうでした。

来年3月にはEOS-1DXにフラッグシップの座を譲りますがデジタルカメラとしては驚異的な4年間というロングライフカメラになりました。いや正確に言えばバトンタッチまであと3ヶ月ですから4年3ヶ月になります。

さすがに最近では5DMark2などと比べると解像度の低い液晶モニタや撮影後の保存のモタツキなど気になるところはありますがやはり今でもメイン機の座は揺るぎありません。

それは手に伝わるプロダクトとしての品格や感触の差です。ファインダーの完成度やシャッターを押した時の確実感など多分に感覚的な理由ですが仕事の現場ではこれは大事です。

長年メイン機を担ってきた1DsMark3ですが来年の3月まではあとひと踏ん張りしてもらい、第一線を退いた後は50mmあたりのレンズとともにいつも傍らに居てもらおうと考えています。何と言ってもムービーの無い最後のEOS-DSLRですから・・・


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2011.12.05

◇ SONY NEX-VG20

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SONY NEX-VG20 / E18-200mm f3.5-6.3 OSS

最近はムービーでの仕事も増えつつあり、動きモノが多い世界ゆえ30pよりは60p・・・ということでそれまで使っていたVG10からVG20へ早々にチェンジしました。当然ですがフルハイビジョン60pプログレッシブは流石のクオリティでした。が・・・・

スチールも驚きの写りでした。長年、色々なレンズで撮影してきましたがこの組み合わせはその中でもトップクラスの写りです。線が繊細でシャープで色乗りの良さもとてもビデオカメラとは思えません。

焦点距離によっては一部に画像の流れも見受けられますが私のレンズの個体差のような気がしてなりません。それほどの写りです。

基本はレンズ交換可能な画期的なビデオカメラですがセンサーの素性の良さなのか?それともこのズームレンズの良さなのか?とにかくPCで見たときは思わずえっ?と声を上げてしまいました。

ムービーはもちろんスチールも先代のVG10より確実にクオリティがアップしています。万が一の場合はVG20だけでムービーもスチールも何とかなりそうです。ムービーに関してはある部分ではEOS MOVIEを凌駕しています。

とにもかくにもそういう時代になったとも言えるわけです。凄い時代になりました。


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