◇ クライマックスの季節
FUJIFILM X10
この季節になるとそれまでガスってハッキリと見えていなかった富士山が夕暮れの澄んだ空気の中、姿を現し始める。冬が近づいていることを感じる瞬間だ。そして野球がクライマックスを迎える季節だ。
昨夜はカージナルスのワールドシリーズ逆王手。そして午前中の奇跡の優勝で久しぶりにMLBに見入ってしまった。別にカージナルス、レンジャースのどちらかのファンということではないがMLBを見ていて羨ましいと思うことがひとつある。
鳴り物や変テコリンな応援歌が一切無いということ。純粋に熱烈に地元チームを応援をしている姿。そして打球音や捕球音が鳴り響く球場の素晴らしい雰囲気。
野球とはそもそもひとつのボールを追って打って走って捕っての音と動きがグラウンド上でダイナミックに繰り広げられることを楽しむスポーツだ。
そういう意味では今の日本のプロ野球の球場の雰囲気は最低だ。打球音や捕球音など聞こえるはずもなくただ応援する人間たちだけがバカ騒ぎしている喧しいだけの場になってしまっている。
久しく球場に足を運んでいないがそれが理由のひとつでもある。いつになったらMLBのボールパークのような雰囲気の中で野球が愉しめるのか。固唾を飲んでひとつのボールを目と耳で追える日が来るのか?
残念でならない・・・
とせっかくの美しい富士山とお月様が台無しのことを書いてしまって・・・まあ出来れば日本シリーズくらいは鳴り物無しで純粋に野球を楽しみたいものですなあ。
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