◇ X10 for kittens ?
FUJIFILM X10
拙宅へ来てから早3ヶ月。今までアメリカンショートヘアしか飼ったことのない私にとってこの幼い黒猫と三毛猫の兄妹との出会いはこの歳で様々なことを学ばせて貰っている。
人間と同じように猫にも性格があり、特に毛色の種類によってこれほどの差があるとは思いもよらなかった。同じ母親から生まれた兄妹でも毛の色が違うだけで全く性格が違う。
黒猫のムギはおっちょこちょいで何でも好奇心旺盛。動きはドタバタとどん臭い動きでドアや柱や壁にドカンドカンとぶつかりながら怪我もせずケロッと動きまわってよく鳴く寂しがり屋。何度叱ってもキッチンに忍び込むことに命をかけてる感じ。しょうがないヤツ。
一方、三毛猫のイネは慎重派でまだ少し警戒心を残しつつもこちらが床に座っていたり横になっていたりすると途端にゴロゴロと喉を鳴らしながら頭やおしりを擦りつけてベタベタとしてくる。しかし、決して自分から何かをしでかそうとはしない。ただ、来た時の警戒心の塊のような状態からは随分と慣れてきた。
相方どの曰く、手のかかる幼い子供が二人増えた感じ、と。今のところ、毎夜の凄まじい二匹の追っかけあいとバトルが悩みの種だがそういうことも含めて全てがこちら側が学ばせて貰っている感じか?
全く性格の違う二匹だがそこはやはり兄妹、最近の昼寝はこのようにピッタリと寄り添って無垢な姿を見せてくれている。歳のいったおと~さん?いやおじ~さん?としてはこういう姿にゃやはり弱いのだよ。
ところで・・・猫たちを撮るのにこのX10は大活躍。28-112はちょうど良い画角でかつコンパクト然としていない操作感は撮っていて実に楽しい。SILKYPIXも正式対応したので専らRAWオンリー撮影・現像で調子が掴めてきた。
この写真はテレ側一杯のカットを少しだけトリミングしてある。出来るだけ低感度(といっても400あたりでも十分だが)を選ぶととてもコンパクトの写りとは思えない描写だ。
想像通りこのカメラはそれなりのお作法で接するとキチンと応えてくれる。我がレンジファインダー?兄弟(M9、X100)の末弟として良きパートナーになりつつある。
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