◇ 「白い夜」トークショー
LEICA M9 / Noctilux 50mm f1.0
飯塚達央氏の写真展へ伺いました。
今日は遅れて行ってトークショーしか聞くことができなかったので飯塚氏の作品については会期中にまた伺う予定なので出来れば改めて・・・
飯塚氏のトークショー。
実はあまり期待せず?に伺ったのですがなかなかの役者ぶりでした。期待せずに。というのは以前より、北海道へ移住した頃のこと、写真家になった頃のこと、草原写真館のことなど本人からすでに聞いていたので・・・
ところで、こういうことを自ら積極的に企画する写真家はそう多くないと思います。普通は初日に挨拶代わりにトークショーを企画することはよくありますが3日間続けてというのはあまり聞きません。
これを彼の逞しい商魂と見るか少しでも知ってもらいたいというピュアな気持ちと見るか?
実は彼はベタベタの関西人。美しい北海道の写真をブログなどで見るとまったく違うキャラクターをイメージしがちなのですが親しみやすくサービス精神旺盛でしかしちょっぴりナイーブな好青年?です。
私より一回りだけ歳下なので青年という表現はちと苦しいかと思いますが、まあ実際に本人に会い、少しでも話をすればご理解いただけるかと。
彼の写真家としてのここまでの歩みをスライドとBGMを交えて改めて聞くとまた新たな飯塚達央像が浮き彫りになり、なかなか良い企画であったと感じました。
ただ、イベント等の演出に関しては仕事柄厳しい目になるのでテンポや段取りはもう少しスマートでスムーズならばより良かったのですが、まあ、来場者にはこれも飯塚氏のキャラクターと映ったようですが・・・(笑)
また、本人曰く、ウェブ時代の写真家として自分は幸運であると。ブログやツイッターで知り合った方々にたくさん来場していただき、それは大きなことだと。
三日間連続で本人はヘトヘト状態のようでしたが、残りの開催中、続けられるなら続けてほしい良い企画でした。写真家が生で自らを語ることはウェブ時代だからこそ重要なことかもしれません。
それから余談ですが・・・BGM「白い夜」と「標(しるべ)」。作品とも相まってとても美しい曲で胸に迫るものがありました。帰宅して改めて聞いてみたい余韻が残っています。
この写真・・・暗いスライドショーの最中に撮ったのでピントや表情がまったくのヤマカン。ちょっとキツイ表情かな?ご本人はもっと柔らかいお方です。念のため。
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