◇ ライカでモノを見るということ
LEICA M9 / Elmarit 90mm f2.8
ライカで撮る。ということはブライトフレームでモノを見る。単焦点レンズで撮る。ということです。
35mmはモノゴトヲ
50mmはモノヲ
90mmはモノゴトノホンシツヲ
私がライカを使うときに勝手に解釈している焦点距離の考え方です。もちろん、例外はありますし、各々個人の視点で変わります。自分自身、目的を達せられないことも多々あります。
また、焦点距離=年齢説。その公式を当てはめれば今の自分は50mmです。つまり90にならなきゃ本質を見抜けないのかい?なんていう突っ込みはご勘弁ですが・・・
ブライトフレームを通してモノを見つめるときの画角の意味とは?ライカの単焦点でモノを見ているとその辺りのことを特に意識させられます。
最近、あらためてキチンとした90mmを使い始めました。実はここのところレンジファインダーはR-D1やM8ばかりでしたので・・・つまり90mmではないのですね。正確には・・・
M9で久しぶりに90mmを使うとモノゴトノホンシツヲ!ということを強く感じます。ライカの90mmの小さなブライトフレームはモノゴトノホンシツを切り取るという行為がより鮮明になります。
写る部分が小さい。つまり写らない部分が大きいということはファインダー内の光景のどこを撮りたいのかい?と問いかけられます。これがたまらない面白さです。
また、M9で楽しさを再発見しました。
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