◇ 素晴らしき悩みの種
人の人生というのはアクションを起こさなければ何も起こらず、ただ傍観していれば楽だがそこからは何も得られないものだ。なんらかのアクションを通じて出会う様々なことこそ人生そのものでこれはまたブログにも通じるものである。
ブログというのは良くも悪くも様々なことを教えてくれる。自分の記事の内容や頂くコメントに一喜一憂したり、新たな世界が開けたり、新たな友を得たり、またその逆も・・・
以前から、感じていたことだがブログとは、その人そのものだったり、はたまた演者であったり、どちらにしても本人が自覚せずとも、その人となりの一部が必ず垣間見られる。
訪れる人はその言葉や写真からその人となりをイメージする。大抵の場合、それは悪いイメージではなく、むしろ良いイメージ、誇大なイメージ、素晴らしいイメージ・・・となるケースが多いのではないか。
同じ人間がやっている限り、そんなに差があるはずもないが、しかし、記事の内容や返すコメントに気を遣い、良いイメージを持ってもらいたいとも思う。それが人情というもの。
ただ、それは本人でもあるが偶像化された本人でもある。ええカッコしいは人の常。その結果、色々とギャップに悩んだりするのも人。
しばらく、ブログをお休みしていたおり、他の方々のブログを拝見し、そんなことを感じながら、再開したときには出来るだけ「素」の自分を出していこう、と。
特にフォトグラファーとしていわゆるクリイティブな世界に籍を置く身として、人そのもの、人生そのものがクリエイティビティの根源に通じることを長い経験の中で感じていたから、余計にそう感じていた。
ただし、ブログは自分発信の場でもあるが他の方々に見ていただくことが基本である以上、ある程度の節度を守りながらも自然体で伝えていくことが大切かと思う。
なにはともあれ、ブログ。
多くの得るものとちょっぴり自己嫌悪とが常に同居するこの素晴らしくも大いなる悩みの種・・・である。
Comments