Main | October 2009 »

2009.09.27

◇ M9、新たな悩みと・・・

0927

LEICA M9 / Thambar 90mm f2.2

M9。大のお気に入りのSAが使い物にならないことが分り、やはりこのボディにフルサイズを納めたことの厳しさを実感した。残念。

35mm以上のレンズではほとんど問題はなさそうだが、後玉が大きく、CCD面に近いほどその傾向は顕著のよう。当り前といえばそうだが・・・これに引っかかるレンズが他にもありそう。

実は今、21mmはSAしかない。21mmという画角はいくら15mmや12mmがそれほど珍しくなくなった今でも、なぜか惹かれる画角である。そうビオゴン世代。

厄介なのが色々な21mmのレンズ構成図をにらみながら、どの21mmがM9と相性がいいのか?そんなことも考えている。フォーマットが変わる、いや戻ると新たな悩みが・・・

それはともかくとして・・・

キヤノンが5Dをリリースして、デジタル一眼でやっと普通にフルサイズが使えるようになり、結果、キヤノンのフイルム一眼が世を去るきっかけになった。ニコンも同じ。

それがライカにも言えるときが近づきつつあることを実感させられる。M9を使って最初にそんなことが頭をよぎった。これはライカ自らの財産、フイルムライカの終焉を早めるのではないか?

本音では寂しい気持ちもあるが・・・まったくもって自然なM9である。普通のM9である。

特に35mm、50mm、90mmというライカ伝統の画角が自然に当り前に使える。このことがどれほど大きなことか?ベテランの方々ほどお分かりになるかと。

M9を手にされた方々も概ね同じような印象をお持ちなっている。M9が新たな流れを創るM型になるやもしれない。少なくとも私はフイルムライカには戻れそうもない。

| | Comments (13)

2009.09.26

◇ Leica Format M9

0926_0

LEICA M9 / Noctilux 50mm f1.0 

35mmフルサイズ。考えてみればこのサイズはライカがかつて世に送り出したサイズ、いわゆるライカ判。デジタル時代に最終ランナーとしてようやく間に合った。といった感じ。

手元へきたM9(エムナイン、なぜか自然にこう呼んでいる。8まではハチ・・だったのに?)はM8やM8.2と同じ印象、あまり感動が沸かない・・なんと不遜!

いや、やはりそこはライカ、国産のプラスチックなカメラたちとは異次元、高価と言われるが触ってみれば分る世界。重いレンズと組み合わさればもう恍惚の世界?は言い過ぎ?

しばらく、Mがなかったせいか余計そう感じる。

手に伝わる感触は8のブラッククローム、8.2のブラックペイントと使用してきて、ちょうどその中間といったところ。意外に感触は良い。いや、とても良い。このヒンヤリ感が。今までのM型にこんな感触あっただろうか?

今回も8や8.2同様、初期ロットだったが、8の頃の初期ロットに比べ、明らかにプロダクトとしてこなれてきている。8.2でかなり滑らかなプロダクトになっていたが、9もほぼ同様。

Mデジを9から初めて使用する方は幸せもの、最初からこの感触が味わえる。プロダクトがこなれていて触るとヒンヤリ・スベスベ感は8とも8.2とも違うような・・・いや、あくまで個人的な印象。

今日一日、それも駆け足の試し撮りだったが久しぶりにレンズ交換が楽しく、かつ昔培ったフイルム時代の感覚が徐々に蘇ってくることが嬉しい一日だった。

肝心の画質はじっくりと付き合わなければまだ分らないが、個体差なのか?9の傾向なのか?AEがどうもトリッキーでかつミックス光でのWBはデリケートな印象。

どのくらいのスポットなのだろう?あっいや、説明書読めばいいのでしょうがこの手のことは不精なので、たぶんM7とかと同じはず。8系とは少し違う。デリケートな場合は使いやすいマニュアルかな?

なんだかんだと言ってもフルサイズのデジタルライカはやはり期待通り。楽しくなりそう。ちなみにM9ノクチファーストショット・・・はやはりコイツ、ウチの愛猫。ちょいと前ピン?(笑)

あ~やっとエムナインでリスタートできた。

と、相変わらずのあっちフラフラ、こっちフラフラのインプレでした。ちっとも成長してない・・・

M9の真面目な?お写真はMoment...へボチボチと・・・

| | Comments (6)

2009.09.22

◇ 空気感

こういう写真を空気感。というのだろうな。

大きさはそれぞれ違っているものの6×6で撮られたカラープリントからはどれも撮影者が観た光景とプリントに込められた空気感が確かに感じられた。

どれも女性らしい視点。と言ったら、それは失礼なのかもしれないが別にバカにしているわけではなく、オトコから観てやはりそれは会場全体からも感じられた。月並みな言葉では表現しきれないなにかが・・

すべてがフイルムによって撮影された空気感、それがたとえデジタル出力のものでもそれは感じられた。撮影者の感じたこと、思いがきちんと表現されていた。

しかし、とことん突き詰めるという事に関しては女性にはオトコドモは適わないときがある。それぞれ、ご自分の表現のため、自分でカラープリントをしたり、普段は立ち入れない場所でしっかりとその場の空気感を捉えたり・・・

そしてウェブでは拝見していたけれどやはり一番気になっていた作品たち。日常の中の何気ない光景をそのご家族の微妙な関係性までもが映し出されたカラープリント。

ご本人はデジタル出力だから・・・とおっしゃっていたが、私には確かに感じられた。なかなかこうは表現できないし、こういう場面ではシャッターは押せないと思う。すくなくとも私には・・・特に光の捉え方が絶妙。

個人的な理由もあるが・・・詰まされるほどの1枚もあってプリントでもそれは変わりはなかった。

日々、学ぶことは多い。今日は良い作品を見せていただいた。

ギャラリールデコで27日にまで。「6x6sisters グループ展」「メンバーブログ」

| | Comments (2)

2009.09.21

◇ 楽しみな番組

テレビ朝日で楽しみな番組が始まる。「世界の街道をゆく」。5DM2のハイビジョンムービーによる初めてのTV番組だ。

5DM2がリリースされた当初はムービーも大きく取り上げられたが、その後はこのなかなか手ごわいムービーに話題も途絶えがち。

私も人のことは言えないがスチールと合わせて何回かはムービーで納品したことがある。簡単便利なものではなく、かなりプロフェッショナルなお作法が必要なムービーだ。

使ってみて一言で言えばお話創りと絵心がないと使いこなせないムービーだ。

基本は、こちらはあまり動かず、被写体の動きや光の変化をシーンごとに捉え、カット割りを積み上げて、最後の編集でまとめていく。動く場合はかなり計画的に動くことが必要。つまり、いわゆる映画作り的なお作法。

ある程度のストーリーと絵コンテと流れる音楽的なイメージとを撮影前に頭に入れておかなければなかなかまともな作品にならない。写真家的な視点と映像作家的なスキルが必要だ。

しかし、そういった撮影前のイメージの準備が出来ていれば既存のムービでは撮れない絵が確実に撮れる。何点か納品した折、クライアントからのコメントが「写真家の方が撮った映像だねえ」と。

良し悪しは別にして嬉しいコメントだ。まさしく5DM2の映像はそういった視点で威力を発揮する。

今回のこの番組、スポンサーはキヤノン、そして写真家の横木安良夫氏、ディレクターで写真家の狩野喜彦氏が関わっている。

このスタッフでどんな映像が見られるのか今から楽しみだ。

| | Comments (2)

2009.09.20

◇ 8.2との差

今回のM9。発表後のライカ銀座での実機体験は少し、ん?といった感じでした。

置いてあったのはブラックのみで、しかもケース内に鎮座していました。何かというといつも伺っているので私の顔を見るなり、待ってましたとばかりすぐにケースから出してくれました。(笑)

8と8.2を使っていたので真新しい印象はありませんでした。むしろ、お気に入りの8.2のブラックペイントに比べ、少し艶が控えめになり、赤丸が復活したことが、う~ん・・・でした。

シャッターフィールは8.2とほぼ同様、液晶サイズや見えもほぼ同じ、何か新しいものを発見しようにも、う~ん。少し、複雑でした。が、ファインダーを覗いた瞬間。あ~っ、やっぱりブライトフレームが大きい!

ファインダーはやはりフルサイズを驕っていました。そして、撮影枚数やバッテリーの残量表示の小窓、これがなくなり、現行MPにも似た左肩のデザイン、オリジナルのM型に少し近づいた感覚。私は嫌いではありません。

真新しさはないものの、基本、8のボディにフルサイズを納めたM9はよく出来たM型ライカでした。ただ、今回がお初の方や8を使っていた方々にとっては文句のない出来だと思いますが・・・

ほぼ1年前に8.2を買って使ってきたものから見ると細かいことですが、ん?という感覚は残りました。実際、8.2のブラックペイントや今回は見送られた伝統のシルバークローム、見かけのデザインだけで言えば8.2の方が個人的には好みです。

操作感、特にスピードは8に近い感じ、気持ち速くなった8.2よりは少し後退したような・・これはSDカードにもよるかと思いますがほぼ倍のデータ量で8に納めていることは評価すべきことなんでしょうね。

まあ、8.2から1年足らずでフルのM9登場に対し、正直、複雑な思いは今も残ります。他の8.2ユーザーも同様かと。しかし、デジタルはナマモノ。進化の恩恵を享受するには仕方ないのかもしれません。

デジタルの進化とその投資(散財?)に対しては仕事で関わっている私ですら迷いを感じることも多々あります。しかし、基本、前向きな私は、まだ見ぬ世界を垣間見させてくれる、体験させてくれることにワクワク感を持ちます。

まあ、歳のせいか、やりたいことは元気で稼いで使えるうち。と思い、日々、好奇心旺盛に生きる。という姿勢をヨシとしている自分があるのも事実ですが・・・やっぱり人生は元気で楽しく!ですね。

ってタイトルの8.2との差は?こんなもん?でしたあ(笑)

| | Comments (0)

2009.09.19

◇ M型ライカがない!

例の2009.9.9発表前に、M9の内容がちらほら見えてきた頃、いつもの上野に予約。M8、M8.2に続き、今回も1番目・・・だった。

発表時、ライカ社の開発担当が明日からでもデリバリー可能?的な発表があったため、にわかに現実味が。その上、上野からはもしかしたら16日に1台入るかも・・・なんていう連絡があり。えっ早すぎ!

そのためさらにテンションが一気に上がって、いよいよノクチでフルサイズか~?みたいな興奮気味。しかし、まてよ、肝心のご予算は?と、現実に引き戻され・・・

う~ん、やはり処分するしかないか8.2!しかも、おそらく8や8.2の暴落は確実。どうするか??あちこちのウェブで調べていたら、ブログ仲間からの情報でとある老舗で、びっくりするほどの高価買取!にわかに信じがたい価格。

で、迷わず即売却。ところが・・・その直後、発売延期!のFAXが!はあ~?ライカを信じたアタシが甘かった。ちなみにその老舗の価格、売却の後3日ほどで暴落!まるで株のよう。

というわけで今、M型ライカが1台もない!フイルムライカはとうに縁を切っているし、8、8.2とあったデジタルもキレイサッパリ。ライカを使って10数年、振り返ってみればM型ライカが手元に1台もないなんて記憶にない。

沼の底を一通り嘗め尽くした後の珠玉の相棒たちが今はM9を待っている・・・

| | Comments (4)

2009.09.18

◇ エムナインでリスタート・・?

前のブログを休止して、約1年。こんなに長くお休みするとは思いもよらず。
M型ライカのデジタルでこんなに早くフルサイズがリリースされるとは思いもよらず。

別にM9に合わせてリスタートというわけではいけれど・・・振り返ってみればいつもエポックメイキングなブランニューなカメラがキッカケだった。

「THROUGH THE FINDER」は・・R-D1。
「Photographer's eye」は・・M8。

で、結果的には今回はジャストタイミングでM9。
最初からデジタルレンジファインダーとともに、なんていうブログ名にしておいたほうが良かったかな・・・
それから、旧ブログですが、休止していたにも関わらず、いまだに多くのアクセスをいただき、本当にありがとうございます。

ちなみに、お休み中にまったく縁を切っていたというわけではなく、気ままに写真のみアップできたらと、車で言えばアイドリング的なフォトブログをやっておりました。

それがリサーチの天才、北陸の某巨匠に見つかってしまい、コメントだけはいただく形で細々と続けておりました。以前からご縁があった方々、事後ですが申し訳ありません。

ということで、待ちに待ったフルサイズデジタルレンジファインダーカメラ?(長っ!)M9とともに再スタートです。ひとつよろしくお願いいたします。

ちなみに細々と続けていたフォトブログ「Moment...」はそのまま、写真だけアップしていくつもりです。よろしければそちらも重ねてよろしくお願いいたします。

さらにさらにリンク等は前のブログも残しておりますので、さし当たってはシンプルなスタイルでやっていきたいと考えております。ではでは・・・リスタートです!

と、M9発表の翌日、ファースト記事を準備していて・・・

後は早々に入荷するはずだった1台が手元へ来てリスタートするはずだったのですが・・・ご存知、予測以上の予約殺到で発売は延期。やっぱりやってくれたいつものライカ!相変わらずのまったくもう!でした。

| | Comments (6)

Main | October 2009 »