MINOLTA TC-1 Limited E100VS & EPSON F-3200
今年の初め、再びフイルムカメラの世界へと引き戻した張本人TC-1。デジタルメインでも最後まで手元においておきたいカメラの1台。それほど気に入っているカメラ。今月号のラピタでも三好和義さんと宮嶋茂樹さんがそれぞれTC-1への熱い思いを語っていた。中でも三好さんはTC-1 LimitedとNormalと2台所有しているらしい。その記事を拝見し、おや、ふむふむとちょっとほくそえんでしまった。何を隠そう私も同じ2台になっていたから。
3月にNormalを購入後、もう1台それもどうせならLimitedがいいと思うようになった。7年前に2500台限定で発売されたLimitedは今は中古しかない。しかもめったに見かけることはない。なかば諦めの気持ちでいつも中古店をチェックしていた。先月のとある月曜日、フジヤカメラへ別の用で出かけた。そこで中古のガラスケースに見慣れたTC-1の箱が。ん?なんかNormalより大きい?それは紛れもなくLimited!あっちゃ~、また出会ってしまった月曜日に!GR21mmのときもそうだったが月曜日というのはレアものにはポイントなのかもしれない。週末に誰かが手放し、月曜日に並ぶのか?本当のところは分からないがいずれにしても現実に月曜日の午前中に出会っている。そこで店の人も異口同音にまたすぐ売れちゃったと言う。この手のものは店頭に並ぶとすぐに無くなる。ウェブなどに新着情報として乗せる前に。つまり、足繁くお店に通わなければ手には入らないようだ。この辺は時間の自由なフリーのありがたさなのかもしれないが・・・。
ということで先月からTC-1はNormalとLimitedの2台に。この2台は微妙にフィーリングが違う、さすが手作りカメラ。Normalは新品なのでそれなりにまだ多少あたり?がある。Limitedは丁寧に使われていたようでシャッターも絞りも気持ちよくなじんでいる感じ。もともとシャッターはフェザータッチだがそれがさらにスーパーフェザーになっている。まるでEOSデジタル1系のタテ位置シャッターのよう?なんのこっちゃ?特に特徴ある絞りリングは明らかにフィーリングが違う。これからはそれぞれに違うフイルムを入れ、デジタルっぽく使うことも考えている。モノクロは考えていないのであくまでリバーサルでたとえば感度の違うフイルムや色合いの違うフイルムなどを使えたらと思っている。三好さんも書いていた「本当に魅力的なカメラ、まだ手に入るうちに手に入れたほうがいいよ~」と、同感。