2005.05.20

元気でシャッターが一番

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

今週は体調がすぐれず、更新も気が進まない状態だった。一応検査なども受けたのだが異常なし。こういうときは異常があるのも問題だが異常なしで症状はあまり変わらずというのも困る。一昨年も原因不明の体調不良があったが今回は2月に大風邪を引いた後遺症?なのかしばらく様子見という感じ。私の場合、プライベートで毎日シャッターが押せる気になるかどうかが体調のバロメーターになる。よほどのことがない限りシャッターを押せない日はないのだが今週はそういう日が続いた。

あまり気にしていてもしようがないので以前撮ったT3の気持ちのいい(私的に)写真を。いつも感じることだがT3は寄って撮るとなんとも言えない魅力的な描写をする。このコンパクトなカメラが?というミスマッチ感がそれに拍車をかける。

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2005.05.10

寄る楽しみ

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

T3を使う楽しみは気軽にゾナーという銘玉を味わえること。特に寄って撮ることが多い。最短35cmでボケも自然で好みなのでボケ具合を想像しながらファインダーを見るのが楽しい。スリーブの上がりを見てその期待を裏切らない描写にいつもご満悦。最短付近のAF精度もいいし、かつピントが合った部分のシャープさも素晴らしい。発色もいいし、ズミクロンなどと比べてもまったく遜色ない良いレンズだ。やっぱり私には35mmはこれだけでいい。

世間的にはフイルムは現像時間などデジカメに比べハンデがあるように思われているが、先日のチョートクさんの日記の中でちょいとシャレたフレーズがあった。「デジカメはすぐに見れるのが魅力で、フィルムはすぐに見れないのが魅力」と、私の気分も最近はズバリこの言葉がピッタリ。

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2005.04.26

35mmが苦手

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

ライカタイプのレンジファインダーの定番でたくさんの銘玉を輩出している35mm。ところがこの35mmという焦点距離がどうも苦手。35mmが苦手で本当にレンジファインダー使いなの?といつもコンプレックスを感じている。28mm以下の焦点距離では概ね自分がいる空間の関係性がメインになる。50mmあたりでは被写体の中の中心となるものをどう見せるかということがメインになる。すべての場合ではないが概ねだ。35mmはその中間なのか?ぼんやりと見ている範囲が35mmなのか?どうもつかめない。35mm以外ではピントの合わせ方もはっきりとしている。非常に大雑把に言ってパンフォーカス的か寄って慎重に合わせるかだ。私の場合は。ライカで35mmを使いこなしている人を見ると本気で尊敬してしまう。ところが例外がある。T3だ。使いこなしているかどうかは別にしてT3のゾナー35mmはあまり抵抗がない。コンパクトなので気楽に撮れるせいなのかT3は撮っていてほんと楽しい。しかもレンズはツァイスのゾナー。最終的な写りをイメージしてシャッターを押す気分は最高。たとえ雨の日でも撮るのに苦はない。私の場合、35mmはT3だけで他はいらないようだ。

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2005.04.17

最後のT

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

昨日に続き、スローフォトカメラ。このT3、京セラが銀塩から撤退するだろうという雰囲気が漂い始めた今年初め、今までCONTAXを愛用してきたことを記念して1台くらい銀塩カメラをと思い購入しておいたもの。個人的にはデジタルがメインなので出番があまりというかほとんどなかった。そしてやはりというか先日のこのブログでも書いたが完全撤退となってしまった。このT3、先代のT2からかなり進化していた。かつてT2も使っていてここがなあ~、といったウィークポイントがことごとく改良されていた。一番気に入ったポイントは銘玉ゾナーが38mmから35mmへとよりワイドになったことと最短が0.7mから0.35mへと変わったところ。そしてAFが飛躍的に精度が上がったところ。このカメラについての細かいインプレッションは色々なところですでに書かれているので今更という感じなのでこれ以上は書かないが、この変更点だけでも作品ががらりと変わってしまうほど良いカメラになっていた。デザインもT2に比べシンプルかつコンパクトになり、TC-1などと並べてもそれほど変わらないくらいのコンパクトさ、カメラとしての完成度は最後のCONTAXのTにふさわしいカメラになっていた。このカットは雨の日にとある公園内でなにげなく撮ったものだが開放にもかかわらずシャープさ色艶など後でスリーブを見てちょっとびっくりしたものでシズル感がよく出ている。このカメラもフィルムの命運次第だがこの性能とデザインならば長く付き合っていける名機だと思う。

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2005.04.14

CONTAXへのオマージュ

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

一昨日、京セラがCONTAXブランドからの完全撤退をインフォメーションした。一眼レフのRTS発表から30年、絶えず憧れの対象だった。初めて手にしたRXとプラナー50mmf1.4、その後、プラナー85、ゾナー180、テッサー45、ディスタゴン21などの定番レンズでツァイスの描写に酔いしれた。G1ではビオゴン21、28、プラナー35、45、ゾナー90でレンジファインダーというものに初めて触れ、その大人感覚とレトロフォーカスでは味わえない広角描写に魅せられた。T2では軽くコンパクトでも写りは紛れもなくツァイスという独自の世界を体験させてくれた。これらはすでに私の手元にはないが今の自分の写真観の基礎を築いてくれたシステムだった。MFとAFとの迷い、遅れてきた645、デジタルの挫折、とここ何年かは京セラ・CONTAXは迷走していた。が、必ず復活してくれると内心期待していた。しかし、現実はかなり厳しかったようだ。今、手元にあるCONTAX全盛の頃にツァイスファンのバイブルだった「Only Zeiss」と「Only Zeiss Ⅱ」を眺め、芸術品のようなボディと宝石のような銘玉たちに一喜一憂していた頃が懐かしく感じる。「写真はレンズで決まる」という名コピーは悲しいかな伝説となってしまった。写真文化を豊かなものにしてくれたCONTAXに感謝。

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