CAPA IN COLOR @神戸
昨年、東京で開催されたロバート・キャパ写真展「CAPA IN COLOR」が神戸で開催されるそうですね。あ~、また見たいなあ。あの戦時下の悲しいまでの美しいコダクロームの青空。
近くの方は必見ですよ!キャパのカラー作品。あまり写真展や写真家に興味がない私が続けて2回も行った写真展は後にも先にもこのときだけでしたから・・・。
とにかく、半世紀以上前のポジフイルムから現代のデジタル技術で蘇った鮮烈なカラー写真からはどんな人でも何がしかの感銘を必ず受けると思います。
今も昔も人と言うのは現実は「色のある世界」で生きているし、生きていたことが改めて驚きとともに目に心に飛び込んできます。
色を想像させたり、色が無いことで迫ってくるモノクロの迫力も捨てがたいのですが、モノクロで有名なキャパのカラー作品。カラー表現でもモノクロを越えた迫力で迫ってきます。
おそらく内容は東京と同じだと思うので詳しくは昨年の2月18日の記事を参考にしてもらいたいのですが、横木安良夫さんのブログでこのときの図録のことが書かれていました。
東京では不具合があって全部回収され、今回のものは貴重なものになるとのことだそうですが、それを読んでちょっとびっくり。実は私も不具合が発見された後に写真展に行ったので図録はなかったのです。
でもあまりにも素晴らしい作品群だったので後日、直接マグナム東京へ問い合わせしたところ、修正版を現在製作中で後日でよければ送ってくれるとのことでそれで写真展が終わってしばらくしてから手にしたモノだったのです。
おそらく会期中に現物を見た人はいないわけでそれで横木さんはこの図録を貴重なものと書いているらしいのですが、私のようにして手に入れた人は結局少なかったのでしょうかね。東京の図録は貴重品なの?
でも今回の図録はこのとき製作したものと同じなんでしょうね。おそらく・・・。