M8が予兆するもの
EPSON R-D1 with SUMMILUX-M 35mmf1.4
かつては賑わっていた商店街、今は閑古鳥。派手な万国旗がかえってもの悲しさを感じさせます。でもなぜかいつもカメラを向けてしまう街です。
悲しいと言えば先日、PC用品や写真用品などいつも購入している某大手量販店へ行ってちょっとびっくりしました。
フイルム売場のケースの面積が大幅に縮小され以前の半分くらいに。逆にプリンタ用のインクの売場ケースが倍の広さに変わっていました。
欲しいフイルムを購入するときはすでに大手量販店しか手に入らない状況になっていましたがその肝心の量販店がこのありさま・・・。
あまり積極的にフイルムカメラを使っているとは言えませんが、今でも一応何台かは所有しているので、この光景は少なからずショックでした。
モノクロ関係もすでに瀕死の状態と聞くし、最後の砦がリバーサル。そのリバーサルも見た限りでは本当に「すぐそこにある危機」状態。
やっぱりフイルムの運命もあと数年なのか?とさすがに考えました。
ライカからM8が発表され、M7の正統な後継機としてライカはもう新しいフイルムカメラは作りません!的な宣言ともとれるわけですから、ますますフイルムの末路は悲しいことになりそうですね。
今の35mmフイルムは言わばライカが作ったわけですから、そのライカが終止符を打つとしたなら、なにやら因縁めいているような・・・。
うがった見方かもしれませんがM8の登場はフイルム時代終焉の決定的な予兆なのでしょうかね?・・・。
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コメント
itamuraさんの仰るとおりのような気がしますねぇ,悲しいかな... というのも,ライカのRFスタイルで,機能的にあと何を盛り込めば新機種ができるのかなぁ~って考えてしまうんですよね.まさか,AFはやらんだろうし(´∀`)/
(窮余の一策,やるのかな?(‥) エッ! )
マイナーチェンジだけでやっていくんでしょうかねぇ~
投稿: Neoribates | 2006.10.05 09:29
うん、パイオニアのライカのdigital登場は、正しくフイルム時代終焉の決定的な予兆の様なきがします。よく写真はフィルムとレンズで決まるなんていいますが、ライカのレンズの味わいをしっかりと出してくれるなら、digital1色の世界も受け入れたいと思います。問題は、従来のライカを手にした時の凄く幸せな喜びを感じる事が出来るかどうかですね。何十年も修理しながら使えるライカdigitalレンジならいいのですが。
投稿: farfarsideK | 2006.10.05 11:44
>Neoribatesさん
M型ではデジタル部を入れてきたというだけでスゴイ進化ですよね。(笑)その他はおっしゃるように50年間変わっていないのですから、基本的には・・・。フイルムの危機を目の当たりにするとM8のフィーリングに期待せざるを得ない現状ですね。
>farfarsideKさん
フイルムの現状を考えるとこれからのライカ使いはM8を受け入れざるを得ないと思うのですよ。確かにフイルムにしか表現できないケースはあるのですが、今を生きる者の今の道具として良くも悪くもデジタルを使いこなしていければいいのかなあ~。とユルイ気持ちでいます。(笑)
投稿: itamura | 2006.10.05 23:48