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2006.02.19

Comeback Carl Zeiss・・・

0219
CANON EOS-5D with Carl Zeiss Planar T*85mmF1.4

今から10年以上前、CONTAXとCarlZeissという響きはアマチュアカメラマンにとっては特別の響きがありました。

ライカと競っていた頃のContaxではなく、京セラがヤシカから引き継いだいわゆるヤシコンと呼ばれる国産のCONTAXのことです。国産ながら、漂う雰囲気は紛れもなくヨーロッパ写真文化の香りがありました。

特にそのレンズ群。描写力はもちろん、モノとしての魅力をも併せ持つ稀有のシステムとして多くのファンを生みました。私もそのうちの一人でした。

人の感性と手にしっくりとなじむマニュアルレンズ独特の操作感はAFレンズ全盛のカメラ界に一石を投じました。その頃からキヤノンをメインにしていた私も別次元の魅力を感じていました。

それが昨年、京セラのカメラ事業からの完全撤退によって銘玉の宝庫がその歴史を閉じました。そして中古店で過去のものとしてたくさんの名レンズたちが寂しげに並んでいるのを複雑な気持ちで眺めていました。

ところが皮肉にも他メーカー、それもデジタルによって再び、脚光を浴び始めました。この5DによってCarlZeissのレンズたちが再び活躍を始めていることは他のブロガーの方達の写真を拝見し、少なからず気になっていました。

今までD30やD60、10Dなどでは一部のレンズを使用したことはありましたがそのままの焦点距離ではないことへのストレスで本気で使う気にはなれませんでした。それが5Dによってその本気度が俄然現実のものとなりました。

Planar85mmf1.4。最初に憧れたレンズ。正面から見ると鏡胴が薄く、ほとんどレンズのガラス玉しか見えない独特のデザイン。いかにも写りそうなその姿に一目ぼれしてまずはこれから始めたCONTAX。5Dでも同じでした。

5Dとの相性も素晴らしく、再びCarlZeissのレンズ沼へと引き戻されそうです。手放した多くのT*レンズたちと再会するのも時間の問題のようです(笑)。

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コメント

itamuraさん。こんにちは。
T*のいい色味が出ていますね。私のplanar50mm1.4だと、ややグリーンかぶりがあるような気がしました。あとコントラストも最近のデジタルレンズに比べるとフラットです。モノクロ表現もやってみたいところですね。しかし、85mmのボケ味に美しさはやみつきになりそうですね。

投稿: takahashi | 2006.02.19 17:53

早速やっちゃったんですか?参りました!ツァイス野郎としては先起こされたという感じです。(と言いながら、まったくあてはありませんでしたが)
是非実機見せてください。逆にへこんでしまいそうではありますが。

投稿: masaru aso | 2006.02.19 23:14

時代はデジタルですが、僕もプラナーレンズ愛用しています
今はまだプラナー50mmF1.4一本しか持っていませんが、開放の時の
奇麗なボケと、そのボケによる凄く素敵な臨場感や空気感を写し出す
ような描写に今夢中です。デジタルフルサイズ一眼を使いながら、この
レンズを装着すると、まるでマニュアルカメラと使ってるような楽しさが
ありますね。

投稿: こうせい | 2006.02.20 11:19

>takahashiさん
5Dの解像力・階調性能とT*との相性は何か新しい世界を見させてくれそうです。フイルム時代とはまた違っているし、ピクチャースタイルも生かせそうでますますハマりそうです。撮影フィールはとにかくスーパープレシジョンマットに尽きます。50と35はすぐにでも行きたい感じです。

>asoくん
この5Dはasoくんがデジタルを始めるにはうってつけのカメラだよ。ツァイスやキヤノンのレンズ資産がそのまま使えるし、5DのオプションスクリーンはRTSⅢとはいかないまでもかなりコンタックスライクな感覚でマニュアル撮影が可能だよ。こんなカメラは5Dを置いて他にはないよ。最初から諦めずに無理してでもチャレンジしてみたら!

>こうせいさん
おっしゃるとおり、5Dのオプションスクリーンとツァイスレンズのマニュアル感覚は今までのデジタル一眼とは違って撮る愉しみがありますよね。昔の一眼のようにボケた部分とピントの合った部分がスクリーンでも確認できてこんなデジタルありませんね。

投稿: itamura | 2006.02.20 11:40

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