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2005.06.28

シュール赤レンガ棟

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CANON PowerShot Pro1

仕事のスケジュールが急きょ変わり、思わぬ時間が出来たので久しぶりに赤レンガ棟へ。後で知ったのだがそのときちょうど東京では最高気温36.2度!の真っ只中、どうりで人影もまばらでこんな赤レンガ棟は初めて。出来ればR-D1かGRかなにかを持ってきていたらよかったが、生憎、手元にあるのはPro1のみ。

平日とはいえ、ほとんど人影のない赤レンガ棟は不思議なシュールさが漂っていた。レンガも焼けるような暑さ!Pro1までが熱を持つほどの中、大汗かいて久しぶりに気ままなシャッターを押した。軽くうす曇のせいかまとわりつくような暑さ、場面によってはギンギンのコントラストさはないがフラットな光がファインダーの中で異様な感覚を覚えた。しかし、30分ほどでフラフラ状態に。ちょっと危険なものを感じたので早々に切り上げた。こういう天気のときのPro1は相変わらず素晴らしく優秀な絵を作る。

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2005.06.23

なんちゃってズミクロン

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LEICA DIGILUX 2

DIGILUX2のレンズはご存知、VARIO-SUMMICRON。パナソニック製というのは周知の事実だが一応、ズミクロンということになっている。異論は多々あるだろうけれどこのレンズ、名前に恥じない意外と良いレンズだと思う。フレアカッターまで装備したオールガラス製の大口径マルチコーティングレンズは並みのデジカメ用レンズとは一線を画す。顔つきはズミクロンというよりもまるでノクチ。実際に撮った画像からはその本気度が伝わってくる。最高傑作との呼び声が高かった2/3型500万画素CCDとズミクロンのペアは長く付き合える。兄弟機のLC-1がいまだ現役でしかも価格もあまり落ちないのはこのデジカメが良い意味で孤高の存在になりつつあるからかもしれない。

最近はR-D1や銀塩コンパクトばかりだったので久しぶりに普通のデジカメモードに。マニュアルピントと単焦点でモノを見ることに慣れていた目にAFとズームは新鮮でラクチンだ。ただし、以前にも増してズームリングのグリグリはなくなった。ちょうど指標が28、35、50、70、90と打ってあるので言わば、28と35と50と90のズミクロンが4本あると思えばいい。マニュアルの絞りリングもあるのでその気にさせるし、最短は全域で0.3m。なんちゃってズミクロンっぽいがボケ味とかを気にしなければ程よいシャープさは本家ズミクロンと比べてもそれほどひけをとらない。いまだに見えないMデジタルまではこれがライカ製デジタルカメラということになるのだろう。

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2005.06.17

パナのプロハイスピードSD

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EPSON R-D1 with SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5

R-D1を使用して早、10ヶ月。恥ずかしながらつい最近まで購入したときにフジヤカメラがおまけで付けてくれたTwinMossとかの512MBのSDを使っていた。あまりスピードや容量を求めるカメラではないのでそれで全然不足はなかった。先日、まったく別の目的でパナソニックの1GBのSD(PRO HIGH SPEED)を購入、試しにR-D1で使ってみた。

ショック!ビックリ!あまりのスピードの差に。こんなに違うとは!前のSDでは確かにRAWなどでは少々かったるいこともあったし、JPGでもリズミカルに撮っているときはもう少し、という印象があった。R-D1なんてSDの性能差は関係ないカメラだと思ってた。それがRAWでは以前のJPG並、JPGなどはほとんどストレスがない。まったく勝手なものだ、別の目的だったのにめでたくR-D1専用に。やっぱりR-D1でも速いに越したことはないし、さすが品切れになるほどの人気SDだ。分かってはいたがデジタルの進歩は少し気を許していると置いていかれてしまう。複雑・・・。

天気はどんよりだったが母校の小学校をたまたま通りがかった。久しぶりで懐かしい。このSWHは周辺落ちがかなりあって数十年前のボンヤリとした記憶と今現在を写しこむようなときにはいい感じ。

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2005.06.16

憧れの響き

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EPSON R-D1 with Summarit 5cm f1.5

ちょっと前のShigさんのページにちょっぴり刺激され、今日は昨年夏に撮ったドカティの写真。これはDUCATI MH900e。なんでもインターネット販売のみで日本にはあまりないそうな(たぶん?)。実は後輩デザイナーが一目ぼれして免許もないのに購入。しばらく販売店のガレージに置いたまま、免許を取りに行き、その後、めでたくオーナーになった。バイクはこれが初体験というとんでもないバカモノ?ツワモノ?最初はみんなですぐに死ぬ!と言っていたがとりあえずまだ生きてる。もしも辛くなったら私がいつでも貰ってやると宣言している。

その後輩は昨年結婚し、さらに新築ついでにこいつ専用のエントランス兼ガレージ兼ディスプレイスペースまで作ってしまった。ものすごくうらやましくかつ憎らしい後輩。この写真はその後輩がたまたま会社に乗ってきたときに撮ったもの。ズマリットとドカティは別に狙ったわけではなかったが、この他のカットも含めてなかなかいい感じに写った。今は後輩のデスクに誇らしげに飾ってある。あ~ドカティはいいなあ。ライカと同じ「憧れの響き」だ。でもマイクヘイルウッドはやっぱり最初の赤とグリーンのほうがいいぞ~だ!って完全に負け惜しみ。

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2005.06.13

夏の陽射しの中のひと時

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EPSON R-D1 with ULTRA WIDE-HELIAR 12mmF5.6

午前中に一仕事終えて帰宅。午後から快晴、ワイドレンズが喜ぶ天気だ。自室の前のひなびた公園にこれまたひなびた古い遊具がある。それらが夏のような陽射しを浴びて、コントラストがくっきり。こういうの大好き。思わず、R-D1にUWH12を手に、左右のポケットにGR21、T3を入れて部屋を飛び出した。

意気込んで出たが行ってみるとその遊具のそばに野良猫が一匹、気持ちよさそうに毛づくろい中。その猫を見ているうちに最初の絵とは違った絵が頭に浮かんできた。人馴れしたその猫の目線近くにR-D1を持っていき、この子らにはこの遊具と空はこういうふうに写っているのかな?と猫と会話しながら何枚も撮っては確かめることを繰り返しているうちに猫も何やってんだか?とどこかへフラリ。それで撮影終了。単なる動物目線写真だが、最初飛び出た気持ちより幸せな気分で自室へ。午前中の仕事が少しばかり気が沈むものだったのでこれでちょっぴり救われた。

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2005.06.12

ノーファインダー撮影

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RICOH GR21 KR & EPSON F-3200

昨日、21mmで切り取るという言い方をしてしまったが、実はもともと21mmは自分のいる空間をそのまま表現するレンズとも言えると思う。対象物を捉えるというより、今いる空間のシズル感を掴み取るというのが正しい。チョートクさんや大道さんがしばしばノーファインダーで撮るということは、自分が体感している空間をそのまま写し込みたいからだと、どこぞの雑誌で拝見したことがある。実はもともと空間系のデザインを長い間経験してきた身としてこの空間のシズル感を感じ取るということにはそれほど違和感はなかった。

GR21のようなコンパクトカメラでのノーファインダー撮影は目立たないだけに気軽に撮影でき、画角さえ頭にあれば絵はおおよそ予測はつく。それでも結果として想像しなかったような偶然性の楽しみがある。その結果は確かに思わぬ躍動感と肉眼では決して経験出来ない世界を垣間見させてくれる。これが14mmあたりではパースぺクティブが過剰になり、現実感から離れてしまうし、28mmや35mmあたりでは見慣れた画角となり躍動感がイマイチになる。やっぱり21mmあたりが合っている。ただ、個人的にはあまり好んで撮ることはないのだが・・・。やっぱり造形物、それもその裏側に人の温もりが感じられるモノに向けたいレンズかな?

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2005.06.11

21mmという画角

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RICOH GR21 KR & EPSON F-3200

GR21とは3年ほど前、「21ミリ欧州大決戦GR読本2」なんていう物騒なタイトルのチョートクさんの本で火がついたのを記憶している。あの独特の文体とシリアスなタテ写真と相まって、さらにもともと21mmという画角が好きだったので虜になるのは時間の問題だった。今でも21mmという響きは私にとって特別なものだ。ちなみにR-D1では21mmを使用したことがない。32mmという凡庸な画角になってしまうことが許せないから。35mmが53mmに、50mmが75mmになることとは次元が違うと感じるのだ。今でこそ12mmや14mm、18mmなどが普通になった感があるが、21mmだけはまったく別の思い入れがある。

それはやはりビオゴンから始まりその後スーパーアギュロン、ニッコール、エルマリート、ディスタゴンといった歴史を切り取ってきた無言の説得力や、その時代のエッセンスを凝縮し、雄弁に、かつ圧倒的な迫力で残してきた画角からなのか?撮影者にはフィットした画角=焦点距離があると言われ、年齢=焦点距離説というのがあるそうだが、少なくとも私には当てはまらない。50mm?よりも相変わらず21mmのほうが標準レンズだ。どんなときでもまず一番に考えるのが21mmで切り取ったらこの被写体はどうだろうか?ということばかりだから・・・。

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2005.06.10

唯一無二のGR21

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RICOH GR21 KR & EPSON F-3200

フイルムで撮るのは楽しいのだが現像がちと面倒。特にコダクロームは現在ホリウチカラーでしか現像できないし、他のフイルムに比べ時間も費用も余計にかかる。そのため撮ったフイルムはある程度まとめて現像するのが常。それでも丸一日がかり。今回初めて知ったが月曜日に出すと1日半かかる。それらを補って余りあるコクのある独特の発色は魅力的なのだが・・・。

コダクロームはGR21との組合せが多い。なぜなら21mmという世界のリアリティさがより強調されて好きだから。GR21のレンズはあのビオゴンなどと比べても勝るとも劣らない素晴らしいレンズ。しかもこのコンパクトボディ。今更ながらこんなカメラは二度と出ないだろうなあと思う。いずれデジタルで近いものは不可能ではないだろうが、歪曲がまったくなく、フードを付けなくてもほとんど性能が落ちないこの名レンズを凌ぐことはやっぱり無理だよなあ。同じ絵をデジタルで撮るには一眼タイプやR-D1なんかを持ち出さなければ無理だが、ポケットから持ち出せる21mmの気軽さは今でも唯一無二の存在だ。

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2005.06.06

R-D1用の35mm

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EPSON R-D1 with UC-HEXANON 35mm F2.0

ズマロンはいいレンズなのだがf3.5なので万能というわけにはいかない。やっぱり明るめの35mmが1本は欲しいなあと思っていた。R-D1用にコンパクトでデザインがよく、リーズナブルで写りもいい明るめの35mm(欲張りすぎ?)はないかと色々と調べた。コンパクトさではズミクロンもズミルックスも旧モデルの中古でたくさんあるがどれも価格は高め!コシナの35mmはコンパクトで軽いがすでに何本か使ったことがあり、どうもフィットしなかった。で、以前から気になっていたレンズがこのUC-HEXANON。中古市場でも超レアものの前モデルを改良し、数年前に1000本限定で発売されたにもかかわらず、未だに発売元の藤澤商会には在庫があり、価格も発売当時よりもだいぶ下がっていてお買い得状態だった。先日の渋谷での中古フェアが不作だったため、その帰り道についフラフラと。

実物を見てその仕上げの良さと軽さ、コンパクトさにぐっときた。少し絞っても全体的に柔らかい描写。ズマロンにも似た写りは性に合う。まったく同じものを撮るとズマロンはウォーム調にヘキサノンはクール調になる。さらにブラックペイント仕上げの温かみが手に優しい。ズマロンとヘキサノン、どちらもあまりメジャーなレンズではないがそのあたりの力の抜け具合が自分には合っているかも。

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2005.06.04

高級コンパクト終焉のとき

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今年になってこんなことばかり書いているような・・・。とうとうTC-1が生産終了に。専用部品の調達が困難になったからだそうな。確かにこんなにコンパクトなボディの中にこれだけの機能を凝縮させるための技術と部品はあの時代だからこそできたことかもしれない。しかも組み立ては手作業。いずれこの時が来るとは思っていたがとうとう来たという感じ。デジタル全盛の今だからこそ、かえってその存在が光り輝いて見えたのはなんとも皮肉なことだ。

TC-1には意図的に撮影しようとする撮影者にとってはうなるような工夫が詰まっている。銘玉と呼ばれる広角レンズ、割り切った絞り機構、世界最小のボディサイズ、そしてコンパクトカメラにもかかわらずフルオートのない潔さ。いざとなれば力づくで作品を残すことのできるコンパクトの皮を被ったマニュアルカメラとも言える。この時が来ることをなんとなく予感していたので幸いにもNormalとLimitedの2台をすれすれで手に入れることができた。これでリコー、コンタックスそしてミノルタと高級コンパクトカメラの一時代が終焉を迎えた。

悲しい気持ちもあるが願わくばデジタルで撮影者にとって同じようなフィーリングのカメラの登場を期待したい。

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2005.06.01

雨の日もまた楽し

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EPSON R-D1 with UC-HEXANON 35mm F2.0

梅雨の季節が近づきつつある。車で移動が多い私、いつも助手席にカメラを置き、感じたままにフロントウィンドウ越しにパチリ。こういうときは偶然性の楽しさがある。少し前に新たにラインアップに加わったUC-HEXANON。コンパクトで軽くて手に馴染みやすく、とても真面目なひと昔前の趣を持つ良いレンズ。

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