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2005.05.29

バルナック型R-D1?

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EPSON R-D1 with L-Summaron 3.5cm f3.5

R-D1に装着されたお気に入りのズマロンを眺めながら、ふと思ったことがある。背面のモニターを小さくして機能をもっとシンプルにしてバルナック型のR-D1、つまりバルナック型のレンジファインダーデジタルカメラが出来ないかなあ?と。私のズマロンはスクリューマウントの初期型で一番多く生産されたモデル。リーズナブルで写りも良く、コンパクトでクロームメッキが美しく手持ちのレンズの中ではダントツに稼働率が高い。

このズマロンを見ているとやっぱりこれは同じクロームのバルナックが一番似合うよなあ。バルナックまで買うか?と思ってしまうくらい。う~ん、このままバルナックタイプのデジタルがあったら、やっぱ買うよなあ。スクリューマウントは世の中たくさんあるし、現に所有レンズのLマウント比率は6:4でL。エプソンさんR-D1の後継はしばらくは出ないと思うけれどラインナップとしてどうですか?バルナック型デジタルは。でもお願いだからベッサLをそのままデジタルにはしないでね。あくまであのバルナック風の美しいクロームタイプじゃなきゃダメ。そういうところにこだわらなければ意味はないので・・・。世の中なんだかアナログ志向に逆戻りしつつあると思うので結構いけると思うのだが。

ところで仕事などの合間にうちの飼い猫をよく撮る。このカットは何の変哲もないカットだが猫というのはたまに哲学的な目をする時がある。何を考えているのか?その表情に惹かれてただシャッターを押したものだが光の回り方がたまたま良かったせいか今日はこれにした。結構気に入っている。

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2005.05.28

TC-1 Normal & Limited

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MINOLTA TC-1 Limited E100VS & EPSON F-3200

今年の初め、再びフイルムカメラの世界へと引き戻した張本人TC-1。デジタルメインでも最後まで手元においておきたいカメラの1台。それほど気に入っているカメラ。今月号のラピタでも三好和義さんと宮嶋茂樹さんがそれぞれTC-1への熱い思いを語っていた。中でも三好さんはTC-1 LimitedとNormalと2台所有しているらしい。その記事を拝見し、おや、ふむふむとちょっとほくそえんでしまった。何を隠そう私も同じ2台になっていたから。

3月にNormalを購入後、もう1台それもどうせならLimitedがいいと思うようになった。7年前に2500台限定で発売されたLimitedは今は中古しかない。しかもめったに見かけることはない。なかば諦めの気持ちでいつも中古店をチェックしていた。先月のとある月曜日、フジヤカメラへ別の用で出かけた。そこで中古のガラスケースに見慣れたTC-1の箱が。ん?なんかNormalより大きい?それは紛れもなくLimited!あっちゃ~、また出会ってしまった月曜日に!GR21mmのときもそうだったが月曜日というのはレアものにはポイントなのかもしれない。週末に誰かが手放し、月曜日に並ぶのか?本当のところは分からないがいずれにしても現実に月曜日の午前中に出会っている。そこで店の人も異口同音にまたすぐ売れちゃったと言う。この手のものは店頭に並ぶとすぐに無くなる。ウェブなどに新着情報として乗せる前に。つまり、足繁くお店に通わなければ手には入らないようだ。この辺は時間の自由なフリーのありがたさなのかもしれないが・・・。

ということで先月からTC-1はNormalとLimitedの2台に。この2台は微妙にフィーリングが違う、さすが手作りカメラ。Normalは新品なのでそれなりにまだ多少あたり?がある。Limitedは丁寧に使われていたようでシャッターも絞りも気持ちよくなじんでいる感じ。もともとシャッターはフェザータッチだがそれがさらにスーパーフェザーになっている。まるでEOSデジタル1系のタテ位置シャッターのよう?なんのこっちゃ?特に特徴ある絞りリングは明らかにフィーリングが違う。これからはそれぞれに違うフイルムを入れ、デジタルっぽく使うことも考えている。モノクロは考えていないのであくまでリバーサルでたとえば感度の違うフイルムや色合いの違うフイルムなどを使えたらと思っている。三好さんも書いていた「本当に魅力的なカメラ、まだ手に入るうちに手に入れたほうがいいよ~」と、同感。

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2005.05.24

今日の気分はズマロン

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EPSON R-D1 with L-Summaron 3.5cm f3.5

今日の気分はこのレンズ。ズマロンを使うときはそんな感じで持って出る。どんな絵を撮るかじゃなくてズマロンを使いたい。不純かもしれないがそんな理由のときがあってもいいと思う。で、ズマロンに合うモノを探す。で、なにげにシャッターを押す。で、PCで見てやっぱりいいレンズだなあと思う。だいたいいつもそんな感じズマロンは。

さすがライツ!なんてリキむほどのもんでもないけれどこの時期のライツのレンズの描写はなんか違う。なんでだろ?シャープさと全体のホンワカさとがうまくバランスしている。いつもはコントラストが高くクリアな絵が好みなんだけどズマロンのときは柔らかい絵が好き。確かに今のレンズにはない魅力がある。

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2005.05.20

元気でシャッターが一番

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

今週は体調がすぐれず、更新も気が進まない状態だった。一応検査なども受けたのだが異常なし。こういうときは異常があるのも問題だが異常なしで症状はあまり変わらずというのも困る。一昨年も原因不明の体調不良があったが今回は2月に大風邪を引いた後遺症?なのかしばらく様子見という感じ。私の場合、プライベートで毎日シャッターが押せる気になるかどうかが体調のバロメーターになる。よほどのことがない限りシャッターを押せない日はないのだが今週はそういう日が続いた。

あまり気にしていてもしようがないので以前撮ったT3の気持ちのいい(私的に)写真を。いつも感じることだがT3は寄って撮るとなんとも言えない魅力的な描写をする。このコンパクトなカメラが?というミスマッチ感がそれに拍車をかける。

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2005.05.15

Only MP!

0515_1そのフォルムの良さが歴代LEICAの中でも1、2と感じるMPブラックペイント。ブラックペイントがスタンダードモデルになった初めてのライカ。M3とM2とM6TTLの良いとこ取りといわれるがそんなことはどうでもいいと思わせるほどの完成度。おそらくM型最後のスタンダードモデル。これ以上は何も必要ないと思わせるほどの写真機としてシンプルな機能と完成されたデザイン。M6TTLやM7とは一線を画すフォルム。有名な赤玉マークがなくモデル名もなにも一切ない潔い前面デザイン。反対に背面には復活した筆記体のLeicaとMADE IN GERMANYの文字。被写体にはその存在感を与えず、撮影者には至福の時間を与える心憎いデザイン。と、ここまでな~んかカタログコピーのようになってしまったが、実はこの前面と背面のデザインの対比が一番気に入っている。それとM3時代にはないボディエッジのシャープさとブラックペイントの輝き、今では若干下地の真鍮も浮き出てきていい感じ。自分で歴史をゼロから刻めるライカは格別だ。

0515_2 なんにしても持って、見て、使って、これほど様々な感情を抱かせるカメラは他にはないなあ。ライカビットとの組み合わせでさらにMPのデザインが際立つ。かなりの重量になるけれど持ったときのバランスが最高になる。特にコンパクトなレンズではビット分の幅がホールディング性に貢献大。速写性うんぬんよりもデザインとホールディングのためだけにビットを使っていると言ってもいいくらい。これは好みだからあくまで私見だがビット付きのMPほど完成されたカメラデザインはないと思う。単なる写真を撮る道具としてだけでは語れない魔力を秘めている。重く、美しく、官能的なカメラLEICA MP!デジタル全盛の今でもその魅力は輝くばかり。デジカメとライカの両方を楽しめる幸せな時代に感謝。

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2005.05.13

フィーリングが大切

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LEICA MP with GR LENS 21mm F3.5 E100VS & EPSON F-3200
(モノクロ変換)

中央大橋や永代橋付近は銀座へ行った帰りなどにたまに寄りたくなる。ワイド好きには格好の構造美の宝庫。今ではあまり珍しくなくなったが10年ほど前は高級マンションが続々と建設され、日本離れしたその景観はトレンディドラマなどでよく使われた有名スポット。ワイドレンズのテストを兼ねてよく来ていた。

MPが入院から戻ってきた。早速、撮影に。ただ、なにがと言えないが以前とはなにかが違うような気がして?巻き上げの感触か?シャッター音か?おそらくトップカバーやその他のパーツを一旦、バラして組み直したはずだから微妙に違うのかもしれない。ライカ、特にMPはこのあたりのフィーリングが絶妙でM3に通じる部分がある。これは自分だけしか感じないのかもしれないがライカは天候や、こちら側の精神状態、撮影環境などでこのフィーリングが違って感じる唯一のカメラだと思う。シャッター音を聞き入っているだけでゴキゲンなカメラはやっぱりライカだけだ。微妙だがそのシャッター音も日々違って聞こえるときがある。実際はシャッター自体はくるっているわけではない。トップカバーが真鍮か否かで響き方が違ってしまうような実に繊細なカメラだ。このフィーリングだけは未だに実現できたデジタルカメラはない。R-D1でもまだまだ。今後も無理かもなあ・・・。

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2005.05.10

寄る楽しみ

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

T3を使う楽しみは気軽にゾナーという銘玉を味わえること。特に寄って撮ることが多い。最短35cmでボケも自然で好みなのでボケ具合を想像しながらファインダーを見るのが楽しい。スリーブの上がりを見てその期待を裏切らない描写にいつもご満悦。最短付近のAF精度もいいし、かつピントが合った部分のシャープさも素晴らしい。発色もいいし、ズミクロンなどと比べてもまったく遜色ない良いレンズだ。やっぱり私には35mmはこれだけでいい。

世間的にはフイルムは現像時間などデジカメに比べハンデがあるように思われているが、先日のチョートクさんの日記の中でちょいとシャレたフレーズがあった。「デジカメはすぐに見れるのが魅力で、フィルムはすぐに見れないのが魅力」と、私の気分も最近はズバリこの言葉がピッタリ。

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2005.05.09

エレガントな28mm

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EPSON R-D1 with M-HEXANON 28mm F2.8

もともとはMP用のレンズのつもりだったヘキサノン。しかもR-D1での最初の印象はあまり良くなかった。42mmという中途半端な画角でしかもR-D1のファインダーがまるで当てにならない始末。どうフレーミングしていいか皆目見当が付かない。外付けファインダーも似合わないし、これではR-D1との組み合わせはないなと思っていた。

ただ、R-D1に付けた姿はズマロンに勝るとも劣らず美しい。フードもコニカ恐るべしというくらいの出来、同じ28mmでもG-ROKKORなどに比べて周辺落ちはほとんどない。R-D1との組み合わせでは対称系よりもレトロ系のほうが相性はいいようだ。ということでやっぱり使うことにした。使ってみてあまりフレーミングに気を使わずにラク~な気持ちで撮れば実にいい感じのレンズだと分かった。描写も最近の28mmにしては柔らかな印象で階調もいい感じ、こりゃR-D1にはバッチリじゃないの・・・。とにかくもう1本R-D1に似合うレンズが見つかった。レンズ構成も現行エルマリートとそっくりなのにリーズナブルだし、なんかとっても魅力的でエレガントな28mmだ。

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2005.05.08

空間撮影御用達レンズ

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CANON EOS-1Ds with EF14mmF2.8L

この組み合わせは仕事ではよく使用するが普段はめったに使うことはない。EF14mmはF1のフォトグラファーなどが狭いピット内でストロボを使ってドライバーがらみの印象的なカットなどでよく使われている。私の場合は空間が相手なので引きが極端にないときや強烈なインパクトが必要な場合によく使う。画面内に光源などがあるとゴーストが派手に出るが歪曲のなさはレトロタイプとしては超優秀。というかこのレンズを越える一眼用レンズはめったにないと思う。生産終了してしまったツァイスのディスタゴンでも15mmだし、ニコンは14mmはあってもフルサイズのデジ一眼はないから話にならない。やっぱりフルサイズのキヤノンのこの組み合わせはデジ一眼では最強だ。

開放あたりでは周辺は甘くなるがf8からf16くらいまでが一番安定している。アングルファインダーと組み合わせて使っているが面白いのはクライアントにファインダーを覗いてもらうとたいていギョ!とした表情になること。慣れているとこれでも足りないと思うときがあるが一般の人は驚くのが普通かも。この辺を常用レンズにしているので28mmでも長く感じるときがあるから広角ワールドは面白い。空間撮影の御用達レンズだ。というわけで本日はちょっと真面目にお仕事ネタでした。

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2005.05.07

ズマリットに癒される

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EPSON R-D1 with Summarit 5cm f1.5

昨夜、商業施設の撮影で宇都宮へ。撮影終了は深夜になり雨も本降りで寒さも5月とは思えないほど。おかげでまた風邪気味。本日は仕事抜きで自宅でおとなしくしていようと思っていたが、コラムページを早くアップしたいと過去のコラムデータまで整理を始めてしまい、結局、またまた本気モードへ。そのためさらに不調気味。昨年あたりから体自体が確実に変化しているのが分かる。50を前に生活モードをチェンジさせないといけないのかもしれない。でもどうチェンジさせればいいのか・・・?自分自身の変わり目を感じつつ対処の仕方に苦慮している。

午後には雨も上がり天気も回復したが寒さ(寒気?)は変わらず。思い切って外へシャッターを押しに行った。被写体は身近にも必ずあるものだ。とよく言われるがそれはやっぱりモノを見る目の資質や確かさだと痛感。同じモノでも毎日違って見えることに気がつくセンスが大切だなあ。やっぱり。まだまだだなあ・・・。今日のような体調不良と自己嫌悪の日はズマリットのホンワカモードが心地よい。50年前のレンズに癒される不思議さ。

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2005.05.04

UNITED BUDY BEARS

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EPSON R-D1 with ULTRA WIDE-HELIAR 12mmF5.6

本日は1年ぶりくらいで六本木ヒルズへ。2年前のオープン時にはオープニング記念のイベントやステージ、いくつかの店舗の撮影で何回か行ったのだけれどもその後はあまり行く機会がなかった。今回は「UNITED BUDY BEARS」のディスプレイの撮影。本チャンは後日、ライトアップされた時に撮影するのだけれども天気も良かったのでロケハンもかねて行ってみた。GW真っ只中だったが混み具合は思ったほどではなかった。このイベントはドイツのベルリン発の世界的な平和イベントで国連加盟の123ヶ国のアーティストによるクマをモチーフにしたアートイベント。この後はソウルとシドニーを回る予定らしい。森タワーの前の広場をぐるりとクマたちが囲む様はなかなか見もの。来た人はお気に入りのクマの前で記念撮影。みんなクマと同じスタイルでパチリ。その光景が微笑ましく、また毛利庭園のツツジも美しく気分は最高だった。

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EPSON R-D1 with ULTRA WIDE-HELIAR 12mmF5.6

UWHはR-D1ではちょうど18mmになり大好きな画角になる。SWHと並んでこの2本だけでR-D1を使う価値があるほど。銀塩のときは12mmと15mmなんていう暴力的な画角は使いこなしが難しいレンズだったが、R-D1のおかげで最もポピュラーなレンズになってしまった。どちらも値段のわりには本当にいいレンズ。使うたびにそう感じる。

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2005.05.02

3本目のSWH?

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EPSON R-D1 with SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5

久しぶりにR-D1とSWHの組み合わせ。これってよくよく見るとまるでKRで撮ったような描写。再びフイルムを使わなければ気付かなかった。独特の周辺落ちが影響しているのだろうがデジタルでKR風というのはなかなか渋いし、他のデジカメでは出来ない芸当かもしれない。R-D1を使い始めの頃は私も含め他のユーザーさんたちはこのSWHがまるで標準レンズのような位置づけだった。確かにこの組み合わせは街中で使うには最良のパートナーだ。恥ずかしながらこのSWH、入替り立替り3本目のSWHになる。1本目はM3の頃にシルバーを。2本目もシルバーでR-D1と同時購入。そして3本目はブラックで最近購入と何をしているんだか?とにかく手放すと再びすぐに欲しくなる不思議なレンズ。SWHはシルバー!と決め付けていたがブラックもなかなかいいと見直している。

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2005.05.01

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

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MINOLTA TC-1 E100VS & EPSON F-3200

東京国際フォーラムで今日まで開催されていたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「ベートーベンと仲間たち」。ぜひ、行きたかった。ヤボ用やら、何やらでフォーラムの近辺までは行ったのだがじっくりと楽しむ時間がなかった。人の多さは尋常ではなかったので好きな演奏会は聞けなかったかもしれないが、今後もテーマを変えて続きそうなので次回は是が非でも行きたい。特にモーツァルトなんかだったら絶対に。今回はその開催趣旨からきちんとした演奏会でも格安のチケットだったので老若男女たくさんの人が来ていた。特にクラシックでは珍しい親子連れの姿が目立った。サントリーホールなんかで休憩時にワイン片手に楽しむのもいいが、フレンドリーなクラシック演奏会もいいと思う。

こういう時に持っていくのはきっとTC-1なんかが似合うんだろうなあ。ほとんど10年前の設計のTC-1のファインダーは素晴らしいの一言。特にAFの速さと正確さが特筆もの。合焦位置の確認がメカニカルな指針式なのが最高にいい。T3やGRシリーズは正確な合焦位置が分からないので余計TC-1のファインダーがよく見える。もうこういうファインダーを持つカメラは今後は生産されないんだろうなあ・・・。こんなモデル末期ではなくもっと早くからこのカメラの魅力に気がついていればよかった。つくづく未熟者だなあと思う。

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