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2005.04.30

GR21

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RICOH GR21 E100VS & EPSON F-3200

MPが入院中なのでせっかくのLマウントのGR21mmが使えなくて欲求不満ぎみ。ということで久しぶりのGR21。2001年からすべてデジタルへ切り替え、銀塩熱はまったく失せていた。今年へ入ってデジカメの進化の仕方にちょっと嫌気がさし、プライベート撮影は癒しモードに入ってしまったせいか写りの良い銀塩コンパクトが楽しい。きっかけはTC-1だったのだがこのクラスのカメラはへたにライカなどを持ち出すよりも気楽で良い写真が撮れる気がする。ビジネスでは一眼デジをギリギリのフレーミングと露出で撮影し、さらにデータのハンドリングなども神経が磨り減るぐらいに扱っているので、オフはレンジファインダーやコンパクトで気楽に。というのが最近のパターンになりつつある。いくら進化の度合いが早いデジタルでも伝説となりつつある名機GR21を越えることは当分無理なようだ。

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RICOH GR21 E100VS & EPSON F-3200

先日、お台場のブライダルビレッジを訪れたときに何も考えずに撮ったもの。相変わらず歪曲はまったくゼロ。シャープさはキリキリ。コントラストはクッキリの描写。また、Lマウントより最短はこちらのほうが短いのでf3.5でも感じの良いボケ方をする。

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2005.04.29

宝石のようなカメラ

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MINOLTA TC-1 fortia SP & EPSON F-3200

CONTAXの次はコニカミノルタか?今週は訳あって2度フジヤカメラを訪れた。週の初めは4台のTC-1の店頭在庫が確認できた、それが昨日は1台に。私がいるそのときにもTC-1の在庫確認のTELが。4日ほどで3台も売れるカメラではないと思う。デジタル一辺倒の今、終わりが近いこのカメラに興味を示している人は少なくないようだ。私が知る限り、量販店では入荷未定というラベルが貼られっぱなし。店頭在庫があるのはフジヤカメラだけのようだ。それも次から次へと売れてゆく。

デジカメもカメラとして一定レベルまではたどり着いた。しかし、コンパクトデジに関してはどうもTC-1やT3などのレベルのものはしばらくは出せないだろうという雰囲気がある。手ぶれ補正や高感度撮影などの飛び道具はあってもレンズだけで勝負できるものは皆無だ。可能性があるのはあのGRシリーズで有名なリコーだが今年前半まではこれといったものは発表されていない。TC-1やT3、GR1、GR21などのレンズとフイルムそして現在のCCDなどの関係性を考えるとよほどの技術的ブレークスルーがない限り、これほどの描写ができるコンパクトデジは不可能なのかもしれない。さらにコニカミノルタの現状を見るにつけ、ますますこのカメラが本気で作品を撮れる最後の銀塩コンパクトになると感じている人が多いのだろう。

私も長く待たされて先月やっと手に入れてから、遅ればせながらこのカメラの素晴らしさを改めて感じている。ユニークな凹型の前玉を持つ銘玉G-ROKKORを見ているとその素晴らしい描写と相まってまるで宝石のように見えてくるカメラだ。

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2005.04.26

35mmが苦手

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

ライカタイプのレンジファインダーの定番でたくさんの銘玉を輩出している35mm。ところがこの35mmという焦点距離がどうも苦手。35mmが苦手で本当にレンジファインダー使いなの?といつもコンプレックスを感じている。28mm以下の焦点距離では概ね自分がいる空間の関係性がメインになる。50mmあたりでは被写体の中の中心となるものをどう見せるかということがメインになる。すべての場合ではないが概ねだ。35mmはその中間なのか?ぼんやりと見ている範囲が35mmなのか?どうもつかめない。35mm以外ではピントの合わせ方もはっきりとしている。非常に大雑把に言ってパンフォーカス的か寄って慎重に合わせるかだ。私の場合は。ライカで35mmを使いこなしている人を見ると本気で尊敬してしまう。ところが例外がある。T3だ。使いこなしているかどうかは別にしてT3のゾナー35mmはあまり抵抗がない。コンパクトなので気楽に撮れるせいなのかT3は撮っていてほんと楽しい。しかもレンズはツァイスのゾナー。最終的な写りをイメージしてシャッターを押す気分は最高。たとえ雨の日でも撮るのに苦はない。私の場合、35mmはT3だけで他はいらないようだ。

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2005.04.24

ファインダーの感覚

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EPSON R-D1 with L-Summaron 3.5cm f3.5

お台場にヨーロッパ風の街並みの一角がある。以前から気になっていたのだが今日、たまたま近くを通り、ちょっと覗く機会があった。ここはブライダルビレッジだったようだ。教会らしき建物とそれを取り囲むブライダルショップとカフェなどがあり、それらしき人たちも散見された。光の状態によってはヨーロッパと見紛うフォトジェニックなところだ。R-D1のファインダーは頑張って等倍を達成したのだけれど個人的にはもともとワイド好きなのでどうも窮屈に感じていけない。ところがこのズマロンだけは少し印象が違う。R-D1のブライトフレームはかなりアバウトで有名なので自分は35mmではなく28mmの枠を使っている。理由は28mm枠はほとんどファインダー枠一杯に近いので両目を開けて被写体を見るとあまり気にならなくなる。ズマロンは両目を開けてぼんやりと被写体を見るとファインダーでの見た目に近い絵が撮れる。これがすごく気に入っている。ズマロンが心地良いのはこれが理由でもある。同じ35mmでは現行のズミクロンもあるのだがその立派過ぎる姿と重さ、F2というF値のためかこういった気軽さで使えない。絞りを絞り気味にして等倍でぼんやり見てシャッターを押すとかなりイメージに近い絵が撮れる。これがズマロンを好んで使う理由のひとつだ。

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2005.04.23

優しくて美しいズマロン

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EPSON R-D1 with L-Summaron 3.5cm f3.5

ここのところ、フイルムばかりで少々熱くなりすぎていたのでちょっとブレイク。久しぶりにデジタルでR-D1にズマロン。この時代のライツのレンズは優しくてふくよかな描写をする。以前、M3に赤エルマーを使っていたときも同じ感想を持った。ピントの合ったところはシャープすぎず、しかし甘いわけでもなく芯はしっかりと持っている独特の描写。ガラスの成分や収差、コーティングによるフレアなどの影響か、現代の優等生レンズとは少々異なる描写をする。久しぶりなので色々と手持ちのレンズをとっかえひっかえ付けたがやっぱりこのズマロンがよく似合う。以前にも書いたがR-D1はその独特のデザイン(少々野暮ったい?)で似合うレンズがなかなかない。この時代のレンズではヘクトールやエルマーなどがあるがいずれもコンパクトで細かいところの仕上げが精巧でしかも美しいクロームメッキ仕上げのレンズばかり。ゴテゴテしたデザインのR-D1に似合ってしまうのはちょっと不思議・・・。いずれにしてもR-D1のようなカメラは描写だけでなくその雰囲気も楽しむカメラだから、姿も描写も優しくて美しいこの時代のレンズはすごく魅力的。

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2005.04.22

fortia SPを使う

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LEICA MP with GR LENS 21mm F3.5 fortia SP & EPSON F-3200

コダクロームを使った後でfortia SPを使うとそのあまりの違いに唖然とする。いくら高精彩といってもちょっとやりすぎのような気がする。歳をとったせいなのかあまりの鮮やかさに辟易状態。昔はベルビアを好んで使っていたのだがそのベルビア以上の鮮やかさでは今の自分の感覚では付いていけない。ただ、このカット、先日仕事で山中湖のホテルMt.Fujiへ行ったおり、帰り道にうす曇だったがGR21mmのテストで撮ったもの。こういうどんよりとした天気のときは逆に原色などは彩度が上がっていいかもしれない。他のカットでは渋い苔が新緑のようになったり、散った桜の木がすんごい鮮やかだったりで使いみちが難しい。ところでやっぱりリアル21mmはつくづくいいなあと思った。手前のボートの質感、スキャン後のウェブ上はではあまり出ないかもしれないがオリジナルポジは惚れ惚れするような質感描写。このGR、噂に違わず銘レンズだ。っと、ここまでは非常にゴキゲンだったのだがこの後、MPのシャッター幕が不調になり、結局約1ヶ月の入院となってしまった。GRが来たばかりなのにあ~悲しい!

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2005.04.21

コダクロームを使う

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LEICA MP with G-ROKKOR 28mm F3.5 KR & EPSON F-3200

コダクロームを何年ぶりかで使った。キャパの件で新たな興味が湧いてきたフイルム。ISO64で超微粒子、墨を含んだような独特のコクのある色合い。リバーサルフイルムは数多あるがこれほど個性的なフイルムはないと思う。歴史的にみても1930年代生まれでリバーサルのルーツでもあり、耐久性はキャパの件でも立証済みできちんと保存したら50年はおろか100年も不可能ではないと言われているフイルム。もしかしたらデジタルよりも保存性は高いかもしれない。なんとも皮肉な話だ。PKRもいいがフイルムの管理というのがもともと不精なのでKR。というより今のKRの灯台の写真が入ったパッケージデザインが大好き!この灯台はアトランティックカナダのノバスコシア、Peggy's Coveという有名な灯台で白赤のお洒落なカラーリングでもともと大好きな灯台なのだ。全然フイルムとは関係ないのだが・・・。一応灯台写真も撮っている(今の状態は撮っていたかな?)ので。ところでこのKRとG-ROKKORの組み合わせはなかなか味がある。もともとG-ROKKORはコントラストが高く、シャープなレンズ。これにさらにシャープなKRの組み合わせはそのコクのある色合いと相まってちょっとシュールなくらいの立体感を産む。この組み合わせは狙って使ったら最高!シャープさはTC-1よりもMPできちんとピントを合わせたほうがよりいいようだ。

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2005.04.20

改めてフイルムについて

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RICOH GR1v E100VS & EPSON F-3200

今週はCONTAX終焉ということもあってかフイルムばかり。ただ、公私共にフルデジタルを標榜してきた身としてはちと複雑だが、こうして改めてフイルムを使ってみると以前よりも性能が上がっているのかデジタルでは出ない色合いが確かにあるような気がする。特に光源によってはフイルムのほうが優位な場面があるかもしれない。仕事では安心感とスピードそしてコストパフォーマンスなどでデジタルが断然優位なのは変わらないが、フイルムには長い年月の蓄積による色の世界観があるような気がする。さらに色温度は当然固定なわけだから、そこからくる安定感やこうなるだろうという想定の範囲内?の色合いがある。しかもフイルムごとに様々な個性が存在する。フィルムからデジタルへの変換がさらに簡便で正確に出来るようになればフイルムが生き残る可能性はあるのかもしれない。このところのCONTAXショックから、フイルムを使う機会が増えてデジタルとフイルムについて考えさせられた。そしてフイルムカメラが生き残るとしたらデジタルの対極つまり、スローでも感性に響いてくるフィーリングがあること。そういう意味では頭をフル回転させなければ撮れないレンジファインダーあたりしか生き残らないのかもしれない。現実に私もレンジファインダーでしかフイルムを使う気にはなれない。というよりフイルムを使ったレンジファインダーのあの感覚や贅沢な時間をあえて持ちたくて使っていると言ったほうが正しいのかもしれない。異論はあるかもしれないが私の中ではTC-1はもちろん、すでに歴史を閉じたT3やGR1vも感覚としてはレンジファインダーだ。そういう意味でもフイルムには生き残ってもらいたいのだが・・・。

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2005.04.18

GR21mm Black!

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RICOH GR1v E100VS & EPSON F-3200

めったに出会えないレンズに出会ってしまった。RICOH GR21mmf3.5のLマウントしかもブラック。700本しか生産されなかったレアもの。GR21mm自体は他のブログなどでも見かけることがあるがブラックタイプはあまり見たことがない。銀座に別の用事で出かけてたまたま中古店めぐりをし、いくつか回った中、カツミ堂へ冷やかしのつもりでフラッと立寄った。ここは程度のいいライカや珍品が高額で売られていることで有名な老舗。いいモノばかりが揃っていてなんとなく敷居の高いお店。そこでライカなどとは反対側のウインドウの中をふっと見るとGR!のロゴが目に飛び込んできた。一瞬、ゲッ!と叫んでしまった。新品同様のGR21mmしかもブラック!後は理性を失うのは時間の問題。この出会いを逃したら二度と出会えないぞ!と、いつもの悪いささやき!安い買い物ではなかったがゲットせずに店を出るのは不可能。カツミ堂でも1年に1本出るか出ないかのシロモノだそうな。R-D1用では32mmになってしまうし、ファインダーの問題などはあるがブラックのMPにはちょうどいい。というより、すばらしくよく似合う!かつてのGシリーズのBiogon21以来、21mmでのフイルムでのスナップが今から楽しみ。今日はリコー繋がりでこれも以前、生産終了後に運良く私の手元へ来たGR1vのカット。

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2005.04.17

最後のT

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

昨日に続き、スローフォトカメラ。このT3、京セラが銀塩から撤退するだろうという雰囲気が漂い始めた今年初め、今までCONTAXを愛用してきたことを記念して1台くらい銀塩カメラをと思い購入しておいたもの。個人的にはデジタルがメインなので出番があまりというかほとんどなかった。そしてやはりというか先日のこのブログでも書いたが完全撤退となってしまった。このT3、先代のT2からかなり進化していた。かつてT2も使っていてここがなあ~、といったウィークポイントがことごとく改良されていた。一番気に入ったポイントは銘玉ゾナーが38mmから35mmへとよりワイドになったことと最短が0.7mから0.35mへと変わったところ。そしてAFが飛躍的に精度が上がったところ。このカメラについての細かいインプレッションは色々なところですでに書かれているので今更という感じなのでこれ以上は書かないが、この変更点だけでも作品ががらりと変わってしまうほど良いカメラになっていた。デザインもT2に比べシンプルかつコンパクトになり、TC-1などと並べてもそれほど変わらないくらいのコンパクトさ、カメラとしての完成度は最後のCONTAXのTにふさわしいカメラになっていた。このカットは雨の日にとある公園内でなにげなく撮ったものだが開放にもかかわらずシャープさ色艶など後でスリーブを見てちょっとびっくりしたものでシズル感がよく出ている。このカメラもフィルムの命運次第だがこの性能とデザインならば長く付き合っていける名機だと思う。

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2005.04.16

スローフォトカメラ

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MINOLTA TC-1 E100VS & EPSON F-3200

TC-1に搭載されているG-ROKKOR 28mmf3.5。噂に違わず素晴らしい描写性能だ。開放では周辺落ちの傾向があるがそれも味のうちでf8程度に絞ると目も覚めるようなシャープでヌケのよい絵になる。この小さなボディとレンズからこんな絵が撮れるとは!特筆はその歪曲のなさ、こういった建築物を撮ることが好きな自分としては願ってもないレンズだ。デジカメ全盛の今、その歴史を終えようとしているいわゆる高級コンパクト(この呼び方はあまり好きではないが)を使って写真を撮ることは一種の贅沢かもしれない。数多あるフイルムからお好みのフイルムを選び、とびっきり優秀なレンズを積んだ手のひらにも納まってしまうシャレたカメラで写真を撮る。デジカメで慣らされてしまった消費癖のリズムに新たな覚醒感と新鮮さを与えてくれる。振り切ってしまった振り子を逆方向に呼び戻しバランスを取り直す感じ。人はいつも身勝手でデジカメの便利さを享受しつつもあまりにも振り切ってしまうと逆のリズムを欲するようになる。そんな欲求を満たしてくれるカメラがTC-1やT3、そして今はなきGRシリーズなのかもしれない。これらのカメラはゆっくりと撮影プロセスを楽しむライカクラスのレンズを搭載した金属製マニュアル志向小型カメラとも言える。自分の中では「高級コンパクト」ではなく「スローフォトカメラ」という呼び方のほうが合っている。

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2005.04.15

フイルムを使って

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MINOLTA TC-1 E100VS & EPSON F-3200

TC-1購入後、リバーサルで結構なペースで撮っていたがスキャンしている時間がなかった。ようやく時間が割けるようになり、ぼちぼちデジタル化してみた。いつも思うことだがオリジナル写真って実際問題、本人にしか分からないと思う。デジタルデータにしても撮ったままのデータを評価する人がいるが、私はデジタルデータは補正してなんぼだと思っている。要は自分のイメージに合ったものにしていくことが大事だということ。もちろん必要以上な補正はするべきではないがそこの肝心なところを自分で全てコントロールできることがデジタルの本当のメリットだと思う。翻ってフイルムは限られた物理的制約の中でどう表現するかというところにテクニックやフイルム選びの妙がある。F-3200の出現で簡単にデジタルデータ化できるようになって改めてフイルムと付き合い、デジカメのホワイトバランスとは違うフイルム独特のホワイトバランス(簡単に言えば独特の色かぶり)も美しいなあと感じたりしている。この場合はあまり補正せずフイルムの素のままで仕上げたほうがいい味が出る。しかし、そうは言つつ印刷上にしてもモニター上にしても正しく評価できる正確な色や階調は見る側の状況でまったく違ってしまう。つまり、やっぱりオリジナルイメージは撮り手の頭の中にしか存在しない。デジタルとフイルム両方を使っても結局は写真表現の行き着くところはそこなんだなあと思った次第。

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2005.04.14

CONTAXへのオマージュ

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CONTAX T3 E100VS & EPSON F-3200

一昨日、京セラがCONTAXブランドからの完全撤退をインフォメーションした。一眼レフのRTS発表から30年、絶えず憧れの対象だった。初めて手にしたRXとプラナー50mmf1.4、その後、プラナー85、ゾナー180、テッサー45、ディスタゴン21などの定番レンズでツァイスの描写に酔いしれた。G1ではビオゴン21、28、プラナー35、45、ゾナー90でレンジファインダーというものに初めて触れ、その大人感覚とレトロフォーカスでは味わえない広角描写に魅せられた。T2では軽くコンパクトでも写りは紛れもなくツァイスという独自の世界を体験させてくれた。これらはすでに私の手元にはないが今の自分の写真観の基礎を築いてくれたシステムだった。MFとAFとの迷い、遅れてきた645、デジタルの挫折、とここ何年かは京セラ・CONTAXは迷走していた。が、必ず復活してくれると内心期待していた。しかし、現実はかなり厳しかったようだ。今、手元にあるCONTAX全盛の頃にツァイスファンのバイブルだった「Only Zeiss」と「Only Zeiss Ⅱ」を眺め、芸術品のようなボディと宝石のような銘玉たちに一喜一憂していた頃が懐かしく感じる。「写真はレンズで決まる」という名コピーは悲しいかな伝説となってしまった。写真文化を豊かなものにしてくれたCONTAXに感謝。

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2005.04.08

恒例の新宿御苑

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CANON PowerShot Pro1

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CANON PowerShot Pro1

仕事8割、趣味2割ってな感じで新宿御苑へ。この時期の御苑は恒例になりつつある。天気が良かったせいか平日にもかかわらずすんごい人の数。桜の満開の時期と好天が重なったせいだと思うが、老若男女気ままに桜と日向ぼっこを楽しんでいた。あ~うらやましい。こっちは一応仕事で来ているからなあ・・・。それにしてもつくづく日本人は桜が好きなんだなあと改めて思う。その上あっちもこっちもデジタル一眼だらけ、枝振りのいい桜の木を囲んでみんなでズーム攻撃状態!わからないでもないが同じ桜を囲んで一緒に撮るのはできないなあ~私には。閉苑後にもしばらく苑内にいたので新宿御苑からみる夕暮れにも出会えた。賑わいの後の御苑は広さが際立って素晴らしい景観。東京のど真ん中であることを忘れてしまうほどだ。

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2005.04.07

フイルムもまた楽し?

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EPSON R-D1 with G-ROKKOR 28mmF3.5

最近、TC-1のせいでフイルムでも撮る機会が再び増えてきた。MPとTC-1でデジタルは持たずという日もあったりして。基本的にはすべてリバーサルなのだが、E100VS、E100G、E100GX、KRと気がつけばコダックオンリー。フイルム時代はベルビア一本やりだったので自分自身の中ではやっぱり何かが変わったのだろうなあ。レンジにはコダックが似合う気がして・・・。いずれにしても以前、フィルムだけで撮っていたときよりなんか楽しかったりして、分からないものだ。今の状況では35mmのフイルムはいずれ姿を消すことは避けられないのだろうが、なんだろうこの楽しさは?最終的にはデジタル化するのでフイルムの個性がどれだけ出るのか?という危惧もあるにはあるが・・・。でも今は楽しくて仕方ない。そんなこと書いておきながら今日の写真はデジタルなんだから、何言ってるんだか。(たくさん撮ったが今はスキャンまで手が回らないのでいずれ)G-ROKKORは周辺減光が半端じゃないがこういうシチュエーションの場合はかえっていけるような感じ。このレンズ、条件次第というところか。

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2005.04.01

G-ROKKOR 28mmf3.5

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TC-1のROKKORとまんま同じレンズで、7年前に2000本限定で発売されたG-ROKKOR 28mmf3.5のLマウントレンズ。このレンズの良さはなんといってもその薄さ。レンズ自体がほとんどボディ内部に入ってしまうため、装着した状態で2cmほどしか出ない。しかも前玉が奥まっているためフードも実用上必要ない。まるで40mm前後のパンケーキレンズのよう。仕上げもシルバーアルマイト仕上げで見た目以上に質感が高い。絞りのクリック感やヘリコイドのスムースさもさすがミノルタ。ライカビット付きのブラックのMPにフォクトレンダーの28mm外付けファインダーを付けてほとんどパンフォーカス撮影というカメラスタイルと撮影スタイルが快感!肝心の描写性はもちろん素晴らしいの一言。フイルム面ギリギリまで迫る大口径の後玉と独特の対称系っぽいレンズ構成で歪曲収差はほとんどゼロ。28mmと言えばBiogonだがいい勝負だ。Biogonほど硬くキリキリはしていなく、むしろ柔らかい描写。巷ではM-ROKKORのほうが評価は高いが、個人的にはレンズデザインも重要なのでGのほうが好み。TC-1のGとは最短が0.8mと0.45mとかなり違うので寄ったときの絵はおのずと違ってくる。そういう意味で同じレンズだが使い分けも楽しい。それにしてもこんな優秀なレンズが最初から搭載されているTC-1はコンパクトとしては改めて驚きだ!しかもAFとAEの便利さと優秀さは想像以上。ほんと素晴らしいカメラだ。デジタルではいまだにこんなカメラは出現していない。ちなみにこのレンズ、R-D1で使った場合はびっくりするほどの周辺減光状態。ほとんどケラレてるようにしか見えない。しかも絞ると減光状態が悪くなる不思議なレンズだ。RAWで撮ってフォトリエで補正というパターンでしか使いものにならない。

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